ウィッグの製法

ウィッグの製法にはいくつかの種類があります。
それぞれに長所・短所があるので、よく検討して選んでください。

■マシンメイド

毛髪を機械で植え込んでいるもの。
○ 低価格。1万円以下で買えるものも。つむじや分け目がなくても、コスプレ用なら気にならないと思います。
☓ 密度が一様になるため、頭頂部につむじや分け目がなく、不自然な見た目になってしまいます。

■ハンドメイド おすすめ

職人が毛髪を手で植え込んでいるもの。
○ 密度を調整しながら植えているので、頭頂部の見た目が自然な仕上がりになっています。
☓ 高価格。ハンドメイドでも雑に作られているものも含まれているので、要注意。特にネット通販は実際に見て確かめることができないので、気をつけてください。

■レディメイド

いわゆる既成品。完成品として販売されているもの。
○ 安価。通販でも手軽に購入できる。コスプレ用ならあまり気にならないと思います。
☓ 毛の量や長さが多めになっているので、そのままつけると頭が大きく見えてしまうことがあります。

■セミオーダーメイド おすすめ

既成品にカットやスタイリングを施して、自髪になじむように仕立てるもの。
○ オーダーメイドよりも低予算で、ほぼ理想の色やスタイルが実現します。
☓ レディメイドよりも高価になります。店舗で試着しながら商品を選び、その商品にカットやスタイリングを施すので、半日ほどかかります(1回ではいいものが見つからない場合もああります)。

■オーダーメイド

髪色・髪質の診断や頭部の型取りを行ったうえで、希望の色・スタイルに作り上げるもの。
○ 診断やカウンセリングをもとに作られるので、自髪になじみやすい。見た目の自然さにこだわるなら、オーダーメイドが理想。
☓ 高価。完成までに時間がかかります(約1か月)。