ハーフウィッグ

頭頂部から後頭部の上半分くらいをカバーするのがハーフウィッグです。

頭が小さい方の場合は、襟足近くまでカバーすることができます。

自髪(たとえば図の黒い部分)が見える範囲が少ないので、小さいパーツウィッグよりも違和感が出にくいです。

○○○よい点○○○

・カバーできる範囲が上下左右に広い。
・初心者でも使いやすい。
・蒸し暑い季節でも、フルウィッグほどはつらくない。

△△△困る点△△△

・パーツウィッグと比べれば高価。

ハーフウィッグは頭部の上半分をカバーするので、色が自髪と合ってさえいればあまり心配いりません。

頭部の2割ていどしかカバーしないパーツウィッグの場合、自髪とうまくなじむようにつけないと、ウィッグの部分だけが浮いて不自然に見えてしまいます。

その点、ハーフは頭部の5〜6割ていどをカバーするので、外に見える自髪は毛先のほうだけということになります(※ロングヘアを除く)。
よって、自髪とうまくなじませるワザがなくても大丈夫。フルウィッグに近い感覚で使えるわけです。

長めの髪を後ろで1つにまとめているような方にも、ハーフウィッグはおすすめ。
ウィッグをつけてから、自髪(たとえば図の黒い部分)といっしょにゴムでとめればOKです。


フロントとトップに若々しさが出ると、そのままよりも10歳くらい若く見えます(大げさでなく)。

「私が気になるのは、おでこの生え際と分け目だけ」
とおっしゃる方も多いのですが、鏡を見て自分でわかりにくいのが頭頂部と後頭部なのです。
どちらも髪が薄くなったり、白髪が目立ったりしやすいところなので、気をつけたいものです。
まずは小さめのパーツウィッグを試着してみて、気になるところが全部カバーできているか、お店の人にしっかり見てもらうことをおすすめします。

なお、ハーフでも長めに作られていて、フルウィッグとほぼ同じ感覚で使えるものもあります。