冬の髪の悩みの代表がパサつきとチリチリ髪です。
パサつきの原因は乾燥とダメージ
今さらですが、パーマやカラーを繰り返している人の髪は、どうしても乾燥してパサつきます。
髪が健康でも、カットスタイルによってはパサついて見えることがあります。
大量に段を入れるスタイルは動きが出て軽くなる反面、ツヤサラに見えにくくなります。
チリチリ髪の原因は熱と摩擦
いっぽう、髪の表面の細かいチリチリは、ドライヤーやアイロンの熱、ブラッシングの摩擦などが原因と考えてよさそうです。
また、くせ毛さんの場合は、湿度が高いとチリチリしやすくなります(目安は湿度60%以上)。
私の場合、湿度が高い日はこの写真のような有様です。
こういう日は、ヘアアイロンなしではとても外出できません。
やればできる! 髪を改善するために実践すべきこと
□パーマ、縮毛矯正、ヘアカラー(ブリーチしてから染めるカラー)をやめる。
□シャンプーの回数を減らす(湯シャン、ノーシャンの日をつくる)。
私は1年前からどちらも実践しています。
さらに今年始めたことがこれ。
□ヘアアイロンやブラシを使ったブローをやめる。
長さのある髪を乾かす際、ブラシで髪をホールドしながらドライヤーの熱を当てる方法が一般的かと思います。
美容院でもそうやって乾かしていますよね。
ところが、1年前から通い始めた美容院では「フィンガーブローでもいけますよ」と言われるのです。
私のような強いくせ毛で、それはいくらなんでも無理〜〜!!と思っていたのですが・・・
自分で乾かした髪をよく見ると、外側だけがチリチリしているんです。
ということは、ドライヤーの熱やブラシの摩擦がチリチリの原因???
で、さっそくやってみました。
・ドライヤーの温風で根元をよく乾かす。
・表面が乾ききる手前で冷風に切り替え、フィンガーブローで髪の流れをひたすら整えていく。
結果、髪がチリチリしにくいことが判明しました(写真)。
※ドライヤーだけではスタイルが作れないので、乾いたあとにマジックカーラーで髪の流れを整えています。
今は少しくせ毛の感じが出るカットをしてもらっているので、こんな感じです。
今日は冷たい風が強く吹いているのですが、帽子なしで屋外を移動してきてもこの状態が維持できています。
★髪のツヤが出やすい髪の向きは人それぞれ異なるので、いろいろな方向に乾かしてみて、自分の髪に適した方向を見つけてみてください。
こちらが3年前の髪の状態。
長さがある分、くせは出にくかったのですが、なんだかもっさりしていました。
ボブ系なのに、全体に傷んでいる感じに見えますね。
髪のツヤを取り戻すには、
(1)髪に負荷をかけない(薬剤、洗いすぎ、熱、摩擦を減らす)。
(2)ブローとマジックカーラーでキューティクルの向きを整える。
この2つに尽きるという結論に近づきつつあります。
湿度が低い冬のうちは、このスタイリング法を続けてみようと思います。
@over50_wig
生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。