くせ毛の前髪:自分流カットとスタイリングでうねらなくなった4年間の記録

 

くせ毛の人にとって、うねる・はねる前髪は、最大の悩みです。

が、自分でカットしてくせを出にくくすることもできるのです。

ここではその実例をご紹介します。

 

カットだけでここまで変わる!!

 

まず、Before and Afterをご覧ください(2023年1月)。

どちらもヘアアイロンは使わず、同じブラシ、同じドライヤーで、同じように乾かしたものです。

 

髪を洗ってブラシとドライヤーで乾かした状態

 

くせが出ると、こうなります。

晴れて乾燥した日でさえ、これです。

こういう前髪で憂鬱になっている人、た〜くさんいますよね?

それってじつは、カットが原因かもしれないのです!

 

上記の前髪を自分でカットして同様に乾かした状態

 

カットだけでこんなに変わるんです!

プロの方にはたいへん申し訳ないのですが、私の場合、前髪は自分でカットするほうがくせが出にくいです。

 

自分で前髪をカットして、くせ毛を抑えるコツ

 

◉自分でカットしても問題ない範囲は、真ん中部分だけ

 

目安としては両目の間の範囲。

「これよりも外側まで自分でカットしてしまうと、ヘアスタイル全体に影響してしまう」そうなので(美容師さんより)、気をつけてください。

 

前髪のくせが出やすくなる・出にくくなるカット 3つの要素

 

1.長さ

2.向き

3.毛先の処理

 

自分のくせ毛をよく理解してからカットしよう

 

1.くせが出にくい長さを維持する

 

前髪が長いほうがくせが出にくい人は長く、短いほうが出にくい場合は短くキープするようにします。

 

2.くせが出にくい向きにカットとブローをする

 

くせと逆のほうに髪を流したほうがくせが出にくい場合は逆方向に、くせの向きに合わせたほうがくせが出にくい場合は順方向にカットやブローをします。

私の場合、カットは順方向、ブローは逆方向です。

 

3.毛先に段差をつけない

 

毛先の段差(セニング)が多ければ多いほど、くせは強く出ます。

あまりにもパッツリだと日本人形のようになるので、少しだけバラつかせましょう。

美容院でカットしてもらうときは「揃い気味にしてください」とお願いします。

くせ毛の場合、パッツリ気味にカットしても絶対にパッツリ揃うことはないので大丈夫です。

 

ついに終結? 前髪との戦い 4年間の記録

 

私の髪は、まっすぐ素直な髪/くるくる髪/細かいチリチリ髪 の3タイプが混在しています。

 

自分の髪にはどんな種類のくせ毛があるのか? ブローのときに抜けた髪を集めて、分析してみてください。

 

 

髪を洗った後、タオルドライした状態。

今も昔も、このくせの出方は変わっていません。

 

縮毛矯正をかけていた頃

2018年春

年齢とともにチリチリ髪が増えたので、初めて髪全体に縮毛矯正をかけてみた(それまでは梅雨の時期だけ前髪にかけていた)。

結果、家族からは「武者人形」と言われる始末。

梅雨の時期も含めて「二度と縮毛矯正はかけない!」と決意。

 

縮毛矯正を離脱し、ほぼ 100%地髪が復活

2020年8月

この頃はまだヘアアイロンを常用。

 

ヘアアイロンに頼るのをやめた前髪

2021年8月

アイロンを使わないほうが根元が立ち上がりやすく、自然に見えることがわかってきた。

以降は基本的にアイロンなし。

 

夏の大量脱毛でくせ全開

2022年8月

毎年、8月下旬頃に大量に髪が抜ける。

薄毛になると髪が浮きやすく、強くうねるだけでなく、汗をかくと外側に向かってはね出す。

人に会わねばならない日に台風の湿った風に当たってしまい、奈落の底に突き落とされた。

 

大手ヘアケアサービスで増毛体験!

2022年9月

増毛つけ放題のサービス期間中、前髪を500本増毛してみた。

色やくせ毛の具合など、地髪になじむ毛材を選んでくれる。

ドライヤーで軽く乾かす程度ですむようになり、まさにストレスフリー!!

独自開発の毛材は地髪と見分けがつかないほど自然。

 

増毛した髪が少しずつ外れていき、ほぼ地髪に戻った

2022年12 月

数カ月たっているので毛量は少し復活?

伸びるとくせが出るので、前髪は常に自分でカットして整えています。

もちろんアイロンは使っていません。

 

熱を使わず、朝の10分でくせを抑えるコツ

 

くせ毛の人は、カーラーでくせを抑えることもできます。

根元からまっすぐ巻いていくのがポイントです。

強く引っ張ると髪が抜けやすくなるので、力を入れないようにしてください。

(髪を洗って寝ぐせを取った場合限定の話です)

 

太いカーラーで巻いたあとの前髪。

太いカーラーを使うとくせが出にくく、まとまりやすくなります。

うまくいかない場合は、カーラーの太さを変えたり、巻く方向を変えたりしてみてください。

自分のくせに適したやり方がわかれば、ストレスが激減します。

 

標準的な太さのカーラーで、くせと同じ向きに巻いてみた

 

標準的な太さのカーラーで、くせと逆の向きに巻いてみた

 

くせ毛の髪は形状記憶しやすいという利点があるので、熱を使わなくても、10分ほどカーラーで巻いておくだけで、びっくりするほどツヤが出てまとまります。

 

ブラシとドライヤーで乾かした直後の地髪

 

しばらく美容院に行っていないこともあり、伸び放題。

くせ、パサつき、チリチリ感が半端ないです(号泣)。

鏡を見て”終わった感”でいっぱいに・・・。

が、あきらめない。ここからのマジックカーラーです。

 

くせが出にくい方向を意識してブロックごとに巻きます。

 

この状態でメイクや外出の準備などをして、しばらくしたら外します。

 

 

たったこれだけで、上の状態からここまで変わるんです。

この3枚の画像はすべて2023年1月12日に撮影したもの(所要時間15分程度)。

 

演出も加工もいっさいなしですよ。

ワックスは少し使っていますが、ヘアアイロンは不使用です。

 

アイロンより楽だし、熱ダメージもないし、見た感じも自然じゃないですか?

なぜカーラーだけでこうなるのか、私は研究者ではないのでメカニズムはわかりません。が、

髪のパサつきやチリチリ髪の一因は、おそらく髪がブラシに絡まって摩擦が起きることです。

これについてはまた改めてレポートをまとめたいと思います(現在、実証実験中)

 

くせ毛の皆さん、ブラシで乾かすのをやめて、しっかり乾かした後にカーラーを使ってみてください。

 

くせが出にくいボブ、マッシュ

 

経験的にご存じかと思いますが、最もくせが出にくい髪型は、髪の長さが揃ったスタイル。

つまり、”おかっぱ”(ボブ)です。

 

 

ここ数年、トレンド化してきているマッシュショート、レトロなマッシュルームカットなどは前髪からサイドにかけての髪の長さが揃いぎみなので、くせが出にくいです。

下記(オールアバウト)に出ているスタイルは50代以上でもいけるものが多いので、見てみてくださいね。

分け目のないマッシュルームカット12選! 白髪カバーにも◎

 

絶対にやってはいけない!! ニュアンスヘアとパーマヘア

 

同じボブでもカットがたくさん入ったニュアンス系は、くせ毛を何倍にも増強させます。晴れた日はよくても、雨と風の日はどうなるか、よく考えてみてください。

 

くせ毛の地獄を見たことがない美容師さんは「くせを生かしてみたら?」と言ったりしますが、どんなに腕がよくても、丁重にお断りするのが懸命だと思います。

人の頭は実験台ではないのです。

若い頃の私はそんな言葉にのってニュアンスヘアにしたり、パーマをかけたりしたことがありますが、想像を絶する仕上がりにサロン全体が「しーん・・・」としてしまったほどです。号泣

 

前髪からサイドへの流れにもご注意を。この部分にカットを入れすぎると、くせ毛の場合はクルックルになり、手に負えなくなります。

サイドがはねてしまう場合は、はねやすい毛先だけをアメピンで留めておくのがおすすめです。

 

雨と風の日は何をやっても無駄

 

髪全体が即終了してしまうのは、台風や霧雨の日ですよね。

傘を差していても、あらゆる方向からミストがやってきて避けようがありません。

このような日は帽子やフード、ウィッグを使うほうがストレスがないですよ。

 

管理者プロフィール

@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。

生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。