2019年の冬からずっとボブ。
ボブといっても、長さやスタイルはいろいろ。また、同じカットでもスタイリングのしかたによって、まったく違う印象になるんですよ。
以下は大失敗したボブも含めた2年間のまとめです。スタイリング法も記してあります。ご参考までに!
2018年秋:大後悔ボブ
強いくせ毛に悩んで縮毛矯正をかけたら大失敗!! 針金ボブになってしまった。号泣
ネットで別のサロンを探し、あまりに不自然なおかっぱ頭をどうにかしてほしいと相談しました。
2019年秋:セミロング内巻きボブ(カットは後ろ下がり)
まだまだ全体に矯正がきいている状態。肩上くらいの長さをキープしたまま、後ろ下がりのボブを内巻きにしましょうということに。
この写真↑をインスタに上げたら海外からのフォロワーが激増してびっくりでした。
使ったのは、プロでなくてもきれいに巻けるとサロンでおすすめいただいたロールアイロンブラシ。
しかし、カールがとれてしまうと、こんな感じです。どうしても矯正が勝ってしまうので、きれいな内巻きを自宅で再現するのは難しかった。
2020年5月:ボブ崩壊期
上記のサロンが新型コロナ感染拡大の影響で休業に入って利用できなくなり、試しに自宅から最も近いヘアサロンへ。
前回と同様に、針金のようなおかっぱをどうにかしたいと相談したところ、急激に全く違うスタイルに。
全体に髪がパサついて見えるようになり、けっこう落ち込みました。
年齢的に髪が細くなったうえに強いくせ毛のため、カット技術が高いベテランの方でないと駄目だろうと考えて、同年代の方のブログで知った銀座の隠れ家サロンへ行ってみることに。
2020年夏:丸型のフェミニン・ショートボブ
担当の方によると、「ものすごく梳いてある。だから傷んで見えるし、髪が少なく見えるんです」とのこと。
まずは矯正した部分を完全になくすこと、梳いて短くなった部分を伸ばすことなどを目標に、できる範囲で短くしてもらいました。
全方向丸型ボブとでもいうんでしょうか。このスタイルが周囲に大好評!!
短いほうが似合うといろいろな人から言われ、トレンドにも乗れた感じで気持ちが一気に上がりました。
上の写真と比べると髪の長さによる効果で顔の輪郭が違って見えるので、同じ人物に思えない?くらいです。
2020年冬:冬のボブ
梳いていた部分がきっちり伸びたことで、全体に厚みが出てきました。
冬はあまり短いと襟足が寒いので、毛先を揃える程度にして長さを残してもらいました。くせが出にくくなった分、アイロンでまっすぐにしすぎると冴えない印象に・・・。
こういう場合は、トップをざっくりと束ねて留め、少しくせ毛の感じを出します(内側の白髪が出るのでヘアカラー必須)。
2021年5月:前下がりボブ
ついにやった!! 矯正した部分がほどんどなくなりました。
気温が上がってきたので、襟足の少し上めにボリュームをもってきて、やや前下がりのスタイルに変更。
写真はカール用のヘアアイロンを使ったもの。根元からくるくる巻くのではなく、クリップで水平に挟んだまま大きく弧を描くように下へ伸ばし、毛先だけカールします。
この使い方はかなり難しいです。マジックカーラーで巻くほうが簡単。
↓ストレートアイロンでしっかりとくせを伸ばすと、横から見たフォルムが四角っぽくなります。湿度が高い日はしかたなく、このようにしています。
カラッと晴れた日はアイロンを使わず、ロールブラシとドライヤーだけで形を作ることも可能で、こんな感じです。
★前下がりボブは、かつての桃井かおりさん、楠田枝里子さんのようなものが基本形なので、この写真のような形をオーダーする際は前下がりにしたいとお願いするよりも、後頭部のボリュームを上めにしたいと伝えたほうが安全かと思います。
2021年の梅雨:現状レポート
高いカット技術のおかげでしょうか、今までと比べるとスタイルが崩壊しにくいようです!!
ただし雨に強風が加わると、やっぱりどうにもなりません(写真)。
これはもはや寝起きのまま外に出てきた人・・・。
「雨と風」という予報が出た日は、躊躇なく帽子やフルウィッグを導入し、積極的にくせ毛対策を講じております。
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。
生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。