同年代のご近所仲間、Fちゃんがカーブスに通い始めたという話。
ぽっちゃり系の彼女ですが、言われてみれば体つきが以前より少し締まってきている感じ。
興味を示したところ、無料体験チケットをくれたのです。
帰宅後、チケットをよく見たら自宅から離れたエリアだったので、徒歩でも行けるほうの店舗に申し込みました。
カーブスのしくみについては、すでに多くの人のブログで紹介されています。
ここでは、”コロナ自粛でおうち大好き人間になってしまった元アウトドア派50代”の衝撃レポートをお読みください・・・orz
椅子から片足で立ち上がることができない。
予想以上の衰えが判明して愕然
体験するだけなので軽い気持ちで行ったのですが、まさかの敗北感。
奈落の底へ突き落とされました。
マシンを使う前に行う体力測定で、椅子に座った状態からの片足スクワットが信じられないレベルでできなかったのです・・・
高さ40cmの椅子に浅めに腰掛け、片足を床から上げた状態で30秒に何回立ち上がれるかを計測するのですが(↓図 ※手は両方とも腰に当てた状態で行います)。
右足が3回、左足が0回という最悪の結果。
「え、本当ですか・・・?」と、unbelieavableな表情を浮かべる担当者さん。
全国のカーブス会員さんの同年代の平均回数を見せてもらうと、15回となっていました。
いやいや、そっちこそ本当ですか? 絶対できませんよこれ。
入会させるためにデータを増し増ししてるでしょ?
と決めつけて、その場は軽くスルーしたのですが、あとでネット上の体験レポートを見たところ、同年代でも9〜十数回くらいできるようです。
うそ。
うそだ。
うそに決まっている・・・
しかし筋肉量の計測でも同年代の平均よりやや少ないことが判明しています。
コロナ自粛でリモート生活、おうち大好き化が進み、1カ月の歩数が激減していることはスマホアプリでも自覚していたのですが。
想像以上でした。
同年代の平均以下だなんて!!!!!!!(自分で自分が許せなくなってきている)
事実、長いコロナ自粛の末、一日中
家から出なくても平気な人になっている
私の1 日平均歩数の推移(ヘルスケアアプリより)
2017年:4,992
2018年:5,570
2019年:4,754
2020年:3,960 新型コロナウイルス感染症による自粛生活開始
2021年:4,115
2022年:3,781
2023年4月現在:3,422
2019年まではスポーツセンターで週1〜2回、ランニングと軽い筋トレをしていましたが、トレーニング時はスマホを身につけないので、上記のカウントに含まれていません。
つまり実際には激減しています。
生活習慣が完全に変わってしまったのです。
屈辱の測定を終えた後、2機種を体験
画像:公式サイトより
コロナ前はスポーツセンターで軽い運動を続けていたので、まあできるでしょ。
と高を括っていたのですが。
ここでさらなる敗北感に打ちひしがれることに。
さほど重い負荷でもないのに、想像以上に力がいる!
私の現状ではゆっくり動かすのが精一杯。
「もう少し早く動かしてみましょう!」と笑顔で言われても、いきなりは無理。
歴が長そうな皆さんはけっこう軽々と動かしているので、こんなレベルで難儀している自分が恥ずかしい。
元バドミントン部(腹筋・背筋・部員を背負っての階段昇降・・・なんでも100回時代)のプライドは見事に砕け散ったのでした。
結果どうなったか。
「本日中なら入会金無料」とのことで入会決定。
(ワンマイル圏内に店舗があるというのも大きな要因)
クーリングオフ期間なので、帰宅して口コミを検索したところ、”ラ○○ップ”のような強烈なプロテイン推し・解約トラブル・大幅リバウンドなどは少ない印象(全くないわけでもない)。
筋力アップや健康維持を目的とする50代以上には、おおむね好評のようです。
ちなみに無料体験での筋力テストと2機種の体験(計1分)だけで、お尻まわりが筋肉痛になりました。
筋力なさすぎてもう笑うしかない。
シュッとした体型になることよりも、片足スクワットで同年代の平均を超えることが目標になってしまいました。苦笑
自分はそこまでひどくないと思っていただけに、本当にショックです。
自粛生活で筋力が落ちたかも?と気になる方は、スマホアプリで歩数の推移をチェックしてみたり、高さ40cmの台を使って片足スクワットに挑戦してみたりしてください。
カーブスの特徴
□女性専用
□予約不要
□1回30分
□サーキット形式
□計測によって、自分の体の状態を数値で把握
□テンション高めのコーチによるサポートがある
□現状を変えるための目標を設定する
カーブスのトレーニング効果についての研究結果が「毎日新聞」の記事に掲載されています。
コロナ自粛明けの50代には、ハードルが低くてよい
マシントレーニングには興味があるけれど、ジムってこの絵のような人が多いんですよ。
そこまでガチでやりたいわけでもない私の場合、カーブスはちょうどいい印象。
女性専用というだけでなく、平均年齢層も高めです。
脚を広げるような運動でも人目が気になりません(誰も見ちゃいませんが、気持ちの問題)。
ガチ勢の男性が多いと唸り声が聞こえたり、汗臭がきつかったり、汗が近くまで飛んでくることも・・・。
カーブスは軽度で短時間のトレーニングなので、そういう心配がないのもよいです。
いろいろな部位を動かせる
使用時間・使用順が決まっているので、使いたいマシンがなかなか空かないというストレスがありません。
自分の好みでマシンを選ぶのと違って、いろいろな部位をバランスよく動かすことができます。
脳ストレスの解消にはならない(個人の感想)
全身の血行がよくなって体が温まり始めるタイミングで運動を終えてしまうので、30分以上のランニングで得る爽快感(脳ストレスの解消)のようなものはおそらく得られません。
若い頃から運動習慣が全くなかった人、長期入院などで体力が落ちてしまっている人が運動を始めるにはよい。
が、もともと体育会系の人間にとってはあまりにも短いです。
カーブスでの服装・持ち物
□運動しやすい服装(更衣室があるので、行ってから着替えてもよい)
□インドア専用のシューズ
□飲料
□会員証(入会した場合)
季節やエアコンの状況によりますが、30分で終わってしまうので高機能のスポーツウエアは不要。
綿100%のTシャツ、動きやすい薄手のパンツといった服装でもOK。
↑服装のイメージ
コインロッカーはなく、学校の下駄箱のような棚に荷物・外履きをそれぞれ収納。
お金はいりません。
入会する場合は、銀行振込またはクレジット決済(料金は日割り計算になっており、意外と複雑)。
年齢的に何か起きる可能性もあるので、健康保険証を所持しておくということも一考の余地あり(ない状態で病院に運ばれても後で精算できますが)。
無料体験の流れ
1.健康状態や、「どうなりたいか」を把握するための質問シートに書き込む。
2.内容を元に、担当者さんと対話(カウンセリング)。
3.着衣のまま身長・ウエスト・下腹部・太もものサイズ、体重・体脂肪率・筋肉量を測定(レバーを持って両腕を前に上げて行うTANITAの機種)。
4.体力測定(片足スクワット/座位での前屈/腹筋)
5.2機種を実際に使ってトレーニング体験
室内には12種のトレーニングマシンが円を描くように配置され、各マシンの間に足踏み用のボードがあります。
30秒ごとに左隣のマシンもしくはボードに移動して運動し、2サイクル30分で終了という流れ。
どんな機種があるのか、詳細はカーブス公式サイト
体に痛みがある人は
医療機関で相談してからにしよう!
カーブスは、あくまでも健康状態に問題のない人のための施設です。
リハビリ施設のように専門知識を持つ理学療法士がいるわけではないので、体の痛みなどに関する相談はできません。
私は両足首の靭帯が伸び切っているので(若い頃の部活で捻挫したため)、足首に負荷がかかる運動を続けると膝まわりに痛みが出ると何度か説明しましたが、よく理解してもらえないようでした。
平坦でない山道を下るなどの複雑な動きを長くしなければ、あまり痛みは出ないので、まあ大丈夫だろうということでやってみることになりました。
通ってみての感想
よほど体力が落ちていたのか、始めた当初はそこそこ疲れて夜はぱったりと寝ていました。
心理的な負担感がなく、犬を飼っている人のお散歩に近いかもしれません。
何より女性しかいないのがいい。
体型に問題のない若い女性も、意外と来ています。
トレーニングじたいは筋肉痛になるほどではないので、期待しないほうがよいです。
タンパク質をしっかり摂るよう指導され、卵、納豆、豆乳、牛乳、ササミ、ヨーグルトといったものを意識的に摂るようにしたところ、腹持ちがいいようで過食しにくい。
しかし糖分や油をいっしょに摂ると”ザ・3大栄養素”となり、痩せるよりはたくましくなっていきそうなので、相変わらず野菜多めを意識しています。
半年で退会
と書くとネガティブな印象になるかもしれませんが、週2回程度、半年続けるうちにすっかり筋力・体力がコロナ前に戻って、逆に物足りなくなってしまったために退会を決意。
とてもありがたいことです。
マシンの使い方も習得でき、入ってよかったと思います。
★カーブス入会と同時にトレーニング施設でのラン、マシントレーニングも再開したので、体力回復は2つの相乗効果によるものです。
やってみてわかったのは、筋トレではやはり脳ストレス解消にならないということでした。
ノリノリの音楽を聞きながらトレッドミルで30分以上走ると、考え事でいっぱいの頭がリセットされてすっきりします。
汗をかく気持ちよさ、爽快感。
これは筋トレでは得られないのです。
というわけで、現在はトレッドミル+マシントレーニングで、さらに充実したワークアウト生活です。
カーブスのトレーナーさんは皆さん感じがよく、会員さんも明るい雰囲気の人ばかりで嫌な思いはしませんでした。
お世話になりました!
管理者プロフィール
Kamiyama
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。