円形脱毛症が改善した話

※この記事は、単に私が聞いた話です。

治療法に関しては、専門のサイトや医療機関にご相談くださいませ。

 

先日、ウィッグの売り場を通りかかった女性からこんな話を聞きました。

「突然、円形脱毛症になってウィッグを使っているんだけどね、その原因がじつは薬の副作用だったの」

その薬を飲み始めてから髪が抜けるだけでなく、爪も剥がれてきたそう。

「別の病院でそのことを相談したら、薬をやめてもいいって言われたの。

で、やめたら元に戻ってきたのよー」

 

私のまわりでも円形脱毛症になった人がいますが、どの人も恋愛や仕事のストレスが背景にありました。

なのでストレスでなるイメージが強かったのですが、処方薬の副作用でなることもあると知って驚きました。

ネットで調べたところ、抗がん剤のほか、抗うつ剤、血圧や心臓の働きをコントロールするための薬などで円形脱毛症の副作用が報告されているようです。

脱毛症(抜け毛)の副作用の報告があった薬剤リスト

 

別の病院で「飲まなくてもいい」と言われたということは、治療というより予防的に処方された薬だったのかもしれません。

 

ある程度の年齢になると、血圧や血糖などをコントロールするための薬を処方されるようになってきます。

薬を長く服用すれば当然ながら副作用が出やすくなりますし、処方される薬の種類が多くなれば飲み合わせによる作用にも気をつけなくてはなりません。

高齢になれば誰にでも起こり得る話だと思います。

おかしいなと思ったら勝手に服薬を中止するのではなく、まずは病院で相談するといいですね。