高濃度炭酸シャンプー:おすすめな人・おすすめしない人

 

ヘアケア界隈で話題になっている炭酸シャンプー

一般的なシャンプーよりも洗浄力が高いといわれています。

夏はシュワシュワして気持ちよさそう。

 

というわけでさっそく使ってみました。

 

購入したのは、缶に入ったスプレー式のシャンプー。

同梱の説明書によると、高濃度炭酸(8,300ppm)となっています。

 

※このppm数値が高いほど洗浄力が高いとされ、5,000ppm以上はふだん使いには不向き。

たまにさっぱりしたいときに使うためのもの、と考えたほうがよさそうです。

 

まず試しに1プッシュしてみました。

ものすごく細かい泡が勢いよく噴射され、テンションが上がります。

 

普通のシャンプーは頑張って泡立ててもこんな感じですもんね。

 

しかし、手に取ってみるとシュワシュワ感は特になし。

 

うちでは浴室の掃除などに重曹とクエン酸を使っています。

この2つを合わせると炭酸ガスが出るので、いつも足の裏でシュワシュワを感じながら掃除しています。

 

このシャンプーでは、そうした炭酸ならではの弾ける感覚は得られませんでした

(専門家ではないので理由はわかりません)。

 

さて、髪にワックスを使っているので、お湯で予洗いしてから使用。

きめ細かい泡が髪の汚れを吸着するらしく、泡がどんどんなくなります。

なので、地肌まで泡が届きません。

 

そこで、まず髪を洗ってから地肌を洗うという2段階に分けるか、大量の泡を出して1回で全体を洗うかのどちらかになるようです。

 

洗い流すと髪がキシキシします(この商品の場合)。

石けんシャンプーほどではないですが、それに近い使用感。

同一シリーズのトリートメントを使うと戻るので、シリーズ使いするしかないようです。

 

いろいろ書きましたが、洗い上がりは満足度が高いです。

特にトリートメントが良いなというのが素直な感想。

ふんわりとまとまりやすく、扱いやすくなる感じです。

 

ただし、うねりケアの働きはないので、2日以上使い続けるとくせ毛復活です。

 

最大の衝撃、色落ち

 

高濃度炭酸、最大の衝撃。

それは洗った後の泡の色です!

2日前に使ったヘアマニキュアがこんなに落ちてしまった〜〜〜(泣)

 

同じタイミングで比較。

いつも使っているシャンプーで洗ったときの泡。

じつにやさしい・・・。

 

デスクワーク中心の生活をしている限り、髪も頭皮もそこまで汚れません。

マニキュアの色も長持ちさせたいので、いつものシャンプーでよいという結論に至ったのでした。

 

まとめ

 

・髪を染めている場合、色持ちさせたいなら洗浄力の高い炭酸シャンプーは向かないかもしれない。

 

・地肌の爽快感だけで比較するなら、ミントを含むものが◎(シーブリーズとか)。

 

 

炭酸シャンプーは、こんな人におすすめ(おそらく)

 

・髪を染めていない。

 

・屋外での仕事やガーデニングなどで髪に汚れがつきやすい。

 

・焼肉店などの仕事で髪に油やにおいがつきやすい。

 

・代謝が活発な年代で頭皮の皮脂が多く、においが気になる。

 

炭酸シャンプーについて解説しているサイトはたくさんあるようですが、自分で実際に使ってみている人ってどのくらいいるんでしょうね・・・。

 

管理者プロフィール

@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。近年は20〜30代のクリエイター取材にも取り組んでいます。

生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。介護施設で美容ボランティア(洗髪後のドライヤー係)、ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。