ドラッグストアで買えるおもな白髪染め・カラートリートメントを実際に使って比較したサイトを探しました。
白髪染めの比較
白髪染め商品を徹底比較。
白髪が50%混じった人毛を使って、染まり具合・手触りなどをプロがチェック。
さらに色持ち、成分、使用感まで、気になる項目をまるっと調査し、わかりやすくまとめています。
白髪染めカラートリートメントの比較
こちらも商品比較サイトです。
29商品の染まり具合、色持ち、成分などをまとめています。
実際に使って試していますが、ウィッグ用の化学繊維か、人毛かはわかりません。
また、詳細を知るには1商品ごとに別のページへ飛ぶ必要があります。
比較している商品の数が多いのが利点。
化粧品の場合、若い人の口コミだと参考にならなかったりもしますが(使っている人の肌が若いので)、カラートリートメントはそれほど年代がズレないと思うので、チェックしてみてください。
5年後、10年後の髪をどうしたい?
最近、注目されているのが次のような対策です。
□明るい茶のハイライトで白髪を目立たなくする。
□髪全体をブリーチしてから明るい茶に染め、白髪となじむ髪色にする。
ネットでグレイヘアを推している美容院を検索すると、白髪が増えても素敵な感じに仕上がっている写真がたくさん見られます。
が、美容院のサイトに使われている写真は、プロがスタイリングして仕上げた直後の状態。
自宅でも写真と同じような美髪を維持できているかは不明です。
そして、染毛剤に含まれる酸化剤が髪に与えるダメージは、とても大きいです。
グレイヘアを目指しても、黒い髪もそれなりに生えてきてしまう。
なので、実際にチャレンジしている方の記事を見ると、1.5〜2カ月のサイクルで髪を明るくするカラーを繰り返していたりします。
「ダメージを受けても、髪は生え変わるんだから別にいいんじゃない?」
若い頃はそう信じていたのですが・・・
介護施設で洗髪後の髪を乾かすボランティアに通っていた頃、利用者さんとの会話で衝撃を受けました。
髪が細く、薄毛に悩んでおられる方:
「若い頃からパーマやカラーを繰り返してきた」という。
逆に高齢でも髪が太くびっしりある方:
「若い頃からパーマもカラーもいっさいしたことがない」という。
ということは、酸化剤は毛根にもダメージを与えているのではないでしょうか?
遺伝やストレスなどの要因もあるとは思いますが、酸化剤の影響は大きいだろうと思っています。
ヘアカラーを繰り返すと、5年後、10年後、髪が一気に老化してしまう可能性もあるのでは・・・。
そのときにパッサパサのグレイヘアになっていたら、メンタルが危うい気さえしてしまいます。
というわけで、私はできるだけ色持ちのよいカラートリートメントを見つけたいと思っています。
白髪が全体の7割くらいになったら、別の対策を取ろうと思います。
使用前・使用後の違いにびっくり!なCMは、演出によるもの
皆さんもご承知のように、白髪が短時間でびっくりするほどきれいに染まるなど、大げさな表現をしているCMは、画像を加工するなど、たいてい盛っています(広告制作会社の方から聞いた話)。
場合によってはウソ。着色していたりするそうです。
行き過ぎた誇大広告に対しては消費者庁が注意喚起を行っており、改善に取り組む企業も出てきているという話ではありますが。
白髪染めだけではありません。
ファンデーションや美白化粧水なら、モデルの顔にライトを強く当てて実際より肌を白く見せます。
シワ対策をうたった商品なら、画像を加工して、商品を使用した後でシワが薄くなったように見せたり。
あの手この手で効果があるように見せています。
ここまでいかなくても、使用後の効果をやや強調して見せる程度の演出は、どんな広告でも日常的に行っています。
話半分またはゼロくらいの感覚で受け止めるよう意識したいものです。
注意が必要なのは、テレビ通販。
国民生活センターのサイトで検索すると、消費者トラブルがひじょうに多く報告されています。
染毛剤は「肌がかぶれた」「CMで言っているほどしっかり染まらない」といった相談が中心です。
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。
生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。