最近、どうも髪型がおかしい。
きれいにカットしてもらっているし、くせもかなり出にくくなった。
何がおかしいんだろう・・・?
いろいろ自撮りして原因が判明。
頭のてっぺんだけ髪のボリュームがなくて、真っ平らなんです・・・。
昨年、大量脱毛の際に受けた毛髪診断では、「1つの毛穴から複数の髪が生えているので、まだ薄毛ではない」とのことでした。
それでもトップがぺったんこになってしまうんですね。
いくつか原因がありそうです。
□若い頃と比べれば髪の量が少ない(ボリューム不足)。
□髪にハリやコシがない(立ち上がり不足)。
□髪に長さがあり、膨らみにくい(自重)。
部分ウィッグの前に
できることをやってみる
□頭頂部の髪を短めにして、自重がかからないようにする(たとえば下の画像)。
さらに毛先を梳いて、ワックスなどで立ち上がりやすくする。
□パーマをかけて根本を立ち上がりやすくするとともに、カールでふんわりさせる。
私の祖母はずっとこの方法でした。
が、脱毛が進んでからは「もうパーマでもどうにもならないのよ。本当に嫌だわ」と嘆いていました。
□カーラーで巻いて根本を立ち上げる。
私は強いくせ毛なので、マジックカーラーだけで根本を立ち上げることが可能です。
ありのままの場合
カーラーで根本を立ち上げた場合
↓上の写真は左右の髪の膨らみに対して、てんっぺんが薄く真っ平らなので、バランスが悪く、全体が四角く見えています。
顔の左右と下部分に髪のボリュームが偏っているため、頬のたるみと相まって、老けて冴えない印象。
「髪型がおかしい」と感じる原因はこれでした。
↓頭頂部に膨らみがあると、左右の髪の膨らみとのバランスがよくなります。
顔の上にも多少ボリュームが出るため、頬のたるみが強調されにくくなります(若干)。
根本を立ち上がらせるには
生えぐせと逆の方向に巻く
ボリュームアップのカーラー使いについてまとめているサイトではどれも「後ろ向きに巻く」と書いてありますが、後ろに巻いても思ったほど立ち上がらない場合があります。
髪には生えぐせがあり、順方向に巻くとくせが抑えられ、根本が寝やすくなります。
立ち上がらせたいときは、生えぐせとは逆の方向に巻いてみてください。
あるいは巻く方向をいろいろ変えて比べてみると、立ち上がりやすい方向がわかると思います。
◉巻く方向による比較
頭頂部を後ろ向きに巻いた場合
頭頂部を前向きに巻いた場合
前向きに巻くと、かなりボリュームアップして見えることがわかりました。
このように、カーラーがあると手軽にスタイルを変えることができますよ。
いろいろな太さを揃えておくと自在にスタイリングができます。
もともとくせ毛の方ならメイク前に巻いて放置し、数分で完了。
さらにワックスやスプレー、ピンなどでスタイルを固定させると長く維持できると思います。
注意!
・髪を強く引っ張るように巻くと髪が抜けやすくなるので、くれぐれも強く引っ張らないように。
・生乾きの髪を雑に巻いたりすると髪が絡まりあって傷みやすくなります。
・外すときもていねいに。抜けなくていい髪が抜けないように注意してください。
↓かなり本格的にカーラーの巻き方を解説している記事
髪のブロッキングのしかたもきちんと解説してあり、信頼性が高いです!
プロ並みにできなくても、ブロッキングを理解して巻くとイメージ通りの巻きが実現できますし、髪を傷めにくくもなりますよ。
ショートボブなら、つなげて使える
ジョイントカーラーがおすすめ
髪の長さと量があるショートボブの場合は、つなげて使えるジョイントカーラーが手軽です(100円ショップにもあります)。
トップの立ち上げにはバラで使い、サイドやバックには2個つなげて使うといいですよ。
1回で2個分の幅あるいは長さが負けるので時短になります。
細かいことが面倒になってきた年代に超おすすめです。
もともとサラッサラのストレートの方は、ホットカーラーやヘアアイロンで熱を加える必要があると思います。
または美容師さんに相談してパーマをかけてみるのも手です。
どちらも髪にダメージを与えるので、あまり頻繁にやらないほうがよいのですが。
うまくいかないようなら部分ウィッグも選択肢に入れてみてくださいね。
盛り髪ベースを使うのも手
ハーフアップにする場合は、頭頂部の内側に盛り髪ベース(あんこ)を入れる方法も。
バレリーナ用のほか、盛り髪用など、じつにいろいろなタイプの商品があるので、欲しいボリュームに合わせて選ぶとよさそうです。
ただ、ピンで留めるタイプは外す時に髪が抜けやすいので避けるのが無難。
もう少し涼しくなったら人生初の部分ウィッグを作ってみるのもいいかなーと思っています。
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管理者プロフィール
Kamiyama
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。絵の描き方など実用書の編集も行っています。
生まれつき強いくせ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。介護施設で美容ボランティア(洗髪後のドライヤー係)、ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。