ウィッグでおでかけ・秋の演奏会

ウィッグでおでかけ・秋の演奏会

毎年この時期は、身内が所属している吹奏楽団の定期演奏会を聞きに出かけています。

今年は私の両親と私の3人、親子水入らずで行くことに。

そこでさっそく、買ったばかりのウィッグをつけていってみました。

どんな反応をされるかドキドキでしたが、母から「似合ってるじゃない♪」と言われてホッとしました。(似合わない時はストレートに言う人なので)

演奏会を楽しんだ後は、江東区常盤にあるお店に移動。

大正13年創業の老舗料理店 みや古

なぜこのお店へ行くことになったかとういと、最近、私が知り合った人が「みや古」の社長さんと判明したため。

それだけではなく、私の母が、亡くなった先代(現社長のお父さん)と小学時代のクラスメイトだった!!ことがわかったからです。

家も近く、みんなでよく一緒に遊んでいたそう。
そこでぜひ女将さんにご挨拶に伺いたいと思い、予約をした次第。

初めておじゃました店内は、昭和の風情が色濃く残る空間。
美しく切りつけられたお刺身や、蓋つきの温かい器で供される鴨の治部煮、やさしい出汁の香りが広がる深川飯などをおいしくいただきました。

食後、社長にお声がけ。
そしてついに、女将さんに母を引き合わせることができました。
母が持ってきた小学時代の集合写真をお見せしながら、亡き先代のお話や、昔の深川の話など。


いつもはヘン顔ばかり撮ろうとする父も、この日はなぜか自然な表情をうまく撮ってくれるという奇跡まで起こり、一生の思い出に残る、よい一日となりました。
(母は来年80歳、私は52歳。2人ともウィッグをつけています)