染めても染めても出てくる白髪。
リタッチでなんとかなるうちはいいのですが、白髪の量が増えると手に負えなくなってきますね。
白髪が全体の6割以上の”6割超えおばちゃん”になったらやること3ステップをまとめました。
(1)美容院のヘアカラーをやめて、カラートリートメントを使う
カラーを繰り返すと、刺激の強い薬剤によるダメージが積み重なってバッサバサな髪になってしまいます。
白髪が6割以上を超えたら卒業のタイミングと考えたほうがよいと思っています。
消費者庁は、毛染めによるアレルギーに注意を呼びかけています。
私はまだ6割超えまではいっていませんが、すでにどちらにも頼らず、カラートリートメントを使っています。
■カラートリートメントを選ぶときのポイント
・色持ちしやすいかどうかより、刺激が少ないことが大事。
・ノンジアミンのもの(酸化染料が使われていないもの)を選ぶ。
・染める際は、できるだけ地肌につかないようにする。
天然成分配合のものでも地肌までしっかり染まってしまうものは、肌にも刺激が加わるので避けたほうがよいと思っています。
(2)染めるのをやめて、帽子やウィッグで隠す
白髪の量が増えると、だんだん染めることに疲れてきます。
「染める回数が増えて、地肌にかゆみ・赤み・痛みが出てしまった」と肌トラブルを訴える方も少なくありません。こうなってきたら、そろそろカラートリートメントも卒業です。
代わりに、外出時に帽子をかぶる、ウィッグをつける という2つの手があります。
帽子はファッション小物として楽しめるし、手軽です。ただ、髪がぺたっとなってしまうため、外出先でとることができないという問題があります。
ウィッグは使い回しのいいものを1つ持っていると、とても便利です。
写真は母と私。2人ともウィッグをつけていますよ。
「でも、バレたら恥ずかしいじゃない!!」という方。
それでは自分にとって、
・染め続けてバッサバサになった自髪
・白髪だらけの自髪
・バレるかもしれないファッションウィッグ
どれが一番ましか、で考えてみてくださいね。
「ウィッグをつけるくらいなら、バサバサの自髪か白髪でいい」と思われるなら、そのように。
■自然に見えやすいウィッグの選び方
大きさや予算など、詳しくは下記にまとめてあります。
(3)染めることをやめる
昨今のグレイヘアブームで、チャレンジ中の方も多くいらっしゃると思います。
グレイヘアで素敵な印象を保つには、自髪にツヤがあることが大前提となります。
若い人がアッシュに染めて素敵に見えるのは、髪じたいが元気でツヤサラだから。
バサバサのグレイヘアは、イメージダウンのもとになってしまいます。
いきなりグレイヘア・デビューするよりは、ヘアカラーやヘアマニキュアをやめて、ツヤを取り戻すことから始めてはいかがでしょうか。
グレイヘアにする前に知っておきたいことなどは下記をどうぞ。