肌のくすみが気になり始める50代。
唇の色もなんとなくくすんでくるため、身だしなみとしても欠かせないのが口紅。
今回は、50代からのリップ、口紅の選び方について。イエローベース/ブルーベースで分類しています。
唇の血色が悪いと、疲れて見える
年齢とともに、若いときから使っているコスメに違和感が出てきます。
年齢に合ったものを選ぶにはどうしたらいいんでしょう?
避けたほうがよい色
ベビーピンク、リキッド系(若作り)
ローズ(紫くすみが強調される)
ベージュ、ブラウン(老け顔になる)
□発色がよく、かつ唇のシワが目立たないものを選ぶ(しっかり色づいて、ツヤもあるもの)。
□唇にもコンシーラーを使い、くすみをカバーすると同時に発色をよくする。
□同系色のリップライナーを使い、唇のラインをはっきりさせる(唇の輪郭をぼんやりさせない)。
リップラインを描くことで顔つきがぼんやりしにくくなり、鏡を見たときに「しゃきっとしてる!」と思えます。
ARINE おすすめリップライナーランキング10選!使い方の基本〜応用も解説
私はプチプラ(MEDIA)のくり出し式を愛用しています。
□口角のラインが下唇の端の内側に収まるようにする(口角が下がって見えないようにする)。
マット系の赤(RD)をベースに使う
最も手軽な対策として、マット系の(落ちにくい)口紅で、基本の赤を使ってみてください。
これぞ赤という赤。型番がRDで始まるものです。
ただし塗り方に注意。
しっかり塗ってしまうと違和感大になるので、リップクリームの上にごく薄く伸ばす程度です。
うまく塗れば、これだけでも血色のよい健康的な顔つきになります!
さらにその上から、パーソナルカラーに合った色の口紅を使ってみてください。
パーソナルカラーで色選びの手間を省く
パーソナルカラー診断を受けて自分に似合う色がイエローベースかブルーベースかわかっている場合は、ゼロからの手探りで探すよりは手間が省けると思います。
以下はあくまでイメージです。詳しく知りたい場合は、専門家の診断を受けてください。
ざっくりした目安
下の図の左側の色のほうが顔色が明るく元気そうに見える:イエローベース
下の図の右側のほうが顔色が明るく元気そうに見える:ブルーベース
同じピンクでも、黄色みの強いピンク(左)と、青みの強いピンク(右)があります。
他の色にも同じことがいえるので、手持ちのトップスを顔に当てて比べてみてください。
黄色人種は基本的にはイエローベースですが、色白の方はブルーベースが似合いやすいといわれています。
青みの強いピンクは色白の方のほうが似合いますね。
下の図はピンク、レッド、オレンジ、ローズで、それぞれ左側がイエローベース、右側がブルーベースのイメージです。
下の図の肌の色はすべて同じなのですが、唇の色が濃い、またはくすんでいるほうが顔色が暗く見えることがわかりますね(ちなみに右下はチアノーゼ色。ゴス系のメイクにはいいですね)。
50代以降は難しい、ベージュ、ブラウン
口紅のカラーバリエーションは、大きく分けてピンク/ローズ/レッド/オレンジ/ベージュ/ブラウン。
ローズは青を含んでいるので、紫くすみが気になる唇につけると、さらに老け顔に・・・。
また、ベージュやブラウンのような”くすみカラー”は疲れて見えるので、50代以降は難しくなってきます。
赤が含まれているレッドベージュ、レッドブラウンなどが健康的で自然に見えやすいです。
野際陽子さんのようにパーソナルカラーが秋の方は、髪色やファッションとともにブラウン系でまとめると気品が増して見えますね!
血色がよく健康的に見えるのは赤、ピンク
血色がよく健康的に見えるのは赤、ピンクですが、強く色づきすぎるものは、唇だけが浮いてしまうのでご注意を。
目鼻立ちがくっきりした方や、ドラァグ・クイーンのようなメイクならバランスがとれると思いますが。
色に迷ったら、リップパレットがおすすめ
自分に似合う色がまったくわからない場合は、複数の色が少量ずつセットになっているリップパレットがおすすめです。
リップブラシが必要ですが、色を混ぜて使うこともできるので、比較検討するにはうってつけのアイテムです。
メイクのテーマカラーは、髪色や瞳の色、服の色とのまとまり感も大事ではあります。
たとえば下の図のように、口紅がオレンジなら髪が茶のほうがまとまって見えます。
しかし、だんだん細かいことが面倒になってくる年代。「とりあえず何か塗る」だけでもよしとしたいところです。
大人の唇特有の紫くすみに負けない「ピュア発色センサー」搭載で、見たままの美しい発色を叶えてくれる「プライムルージュ」。
発色が濁ることなく、肌なじみのよいクリアな彩りを実現する、アテニア独自の処方です。
---だそうです!
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。
30代半ばの頃、たまたま女性誌の仕事で”若返りメイク”の取材をする機会があり、目からウロコの体験をしました。すぐに自費で若返りメイクのレッスンを受け、おかげで50代になった今もメイクで悩むことはありません。