50代から:違和感なく素敵なグレイヘアへの道

 

白髪染めをやめる中高年、シニアが増えてきました。

見慣れてきたこともあり、あまり驚かなくなってきましたね。

 

そしてついに私の身近にも素敵なグレイヘアの女性が現れ始めました。

70代のKさんとAさんです。

この方々ほど素敵なグレイヘアはレア中のレアですが、憧れのグレイヘアとしてご紹介いたします。

 

◉Kさんのグレイヘア

 

□ストレートヘア、セミロング。

□真っ白ではない(うっすら茶色がかっている)。

□まとめ髪にしている。

□服はビビッドカラーがお似合いで、髪色とのバランスがよい。

 

Kさんの雰囲気に近いイメージ画像

AERA

グレイヘアこそおすすめのまとめ髪簡単テクニック ポイントはかんざし

 

◉Aさんのグレイヘア

 

□くせ毛のショート、ボブスタイル。

□黒髪が少し混じった白。

□服はブルー系やモノトーンがお似合いで、髪色とのバランスがよい。

 

Aさんの髪型に近いイメージ画像

OZmall

グレイヘア×エアウェーブ

↑こちらの画像よりもややワイルドで長め。芸術家っぽい感じです。

 

なぜそんなに自然で素敵に見えるんだろうか?と考えてみると、髪質や美容師さんの腕前がどうこうではないだろうと。

ひとことで言ってしまえば、二人とも都会的な雰囲気を纏った方で、センスがいいのです。

そして共通点は、グレイヘアをグレイヘアと意識させない点

 

グレイヘアを意識させない

セルフコーディネート力

 

私の経験上、染めるのをやめた友人知人に会ったら、まずはびっくりします。

ところがグレイヘアが素敵な人に会うと、そもそもびっくりしません。

えっ? ちょっと前まで染めていらしたと思ったけど、もしかしてやめた?・・・くらいの感じです。

 

たとえば今すぐ「グレイヘア」で画像検索してみください。

多くは「そうか、そうなるか〜・・・」という印象じゃないですか?

たいていの人はおそらく、白髪を染めているほうが素敵に見えると思います。

染めるのをやめると本来の、どこにでもいるシニアになるわけですよ、たいていは。

 

ところがKさんもAさんも、顔つきや着ているものなどとグレイヘアがひとまとまりになってファッションに見える。

世界観がまとまっている

自分というキャラクターを自分で演出して楽しむテクニックを持っている。

だから素敵に見えるんです。

 

しつこいようですが、このようなグレイヘアはレア中のレアです。

 

白髪染めをやめた後の選択肢は

グレイヘアの他にもある

 

私の母は私と同じで強いくせ毛ということもあり、私の結婚披露宴のときに初めてボブのウィッグを購入。

これがたまたま似合ったので周囲に大好評。

「似合う」というのは違和感がなく、自然で素敵に見えるということです。

娘の私から見てもそうだと思います。

 

以来ずっと使っています。

若々しく見えるせいか、どこに行っても周囲から気を使ってもらえて、本人も明るい気持ちでいられるようです。

もし母がウィッグを使わず、ありのままの髪で過ごしていたとしたら、会うたびに「その髪どうにかならないかなあ」と言い続けてしまっていたと思います(そのくらいひどいくせ毛+白髪)。

 

母に限らず、白髪染めをやめてウィッグにするシニアは多いです。

カット、カラー、スタイリングの必要がなくなるので、美容院通いやドライヤーがけがたいへんになってくるシニアにとって、ウィッグはうってつけなのです。

 

白髪染めを続けるなら

グラデーション染めがおすすめ

 

白髪が気になる人は、髪の根元まで濃くびっしりと染めてしまう傾向があるようです。

白髪を完全に隠そうと丸ごと一様に染めてしまったり、地肌に色が残るほど染めてしまったり。

 

特に気をつけたいのが頭頂部。

自分で染める場合、地肌に染料がつかないように気をつけないと、うつむいたり、お辞儀をしたりしたときに、色づいた地肌が人目についてしまいます(そして、気づいた人が教えてくれることはまずないです)。

 

また、しっかり染めると新しく伸びてきた白髪がくっきりと目立ちます。

するとそこをまたしっかり染めなきゃ!という気分になります。

これではきりがないですし、地肌へのダメージも計り知れません。

 

白髪の割合が増えてきたら、グラデーション染めがおすすめです。

地髪と同じ色ではなく、限りなく地髪に近い色か、ほんの少しだけ明るい色を使います。

そうすると白髪が目立ちにくくなるのです。

 

◉グラデーションで白髪が目立ちにくくなる理由

 

たとえば、黒の隣に白があるとコントラスト(色の対比)が強いので、黒と白の境い目がくっきり見えます。

白髪がくっきり目立つのは、このコントラストが原因です。

 

黒と白の間にグレーを置くと白が目立ちにくくなり、「うわ、白髪がある!」というインパクトは格段に弱くなりますね。

これがグラデーション(段階的色調)効果です。

こうすると黒髪に白髪が生えているという印象は弱まり、全体にグレーがかった髪色という印象になります。

 

グラデーションにしておくと、根元に出てきた白髪もさほど目立たないので、出かける前にパウダータイプのカラーを使う程度で済ませることも可能。

私の場合は地髪が真っ黒なのですが、白髪はグレーではなく、黒に近いダークブラウンを使ってグラデーションにしています。

白髪があることは相手から見てわかると思うのですが、目立ちにくいので白髪部分に視線がちょいちょい来るようなことはありません。

 

※以前、白髪にはカラートリートメントを使ってみていましたが、色持ちしないので頻繁に使う必要があり、浴室の掃除が大変。

なので、今は月2回ほど市販のヘアカラーを気になる部分にだけ使う方法で定着しています。

 

白髪染めをやめることと

白髪を楽しむことは同じではない

 

白髪染めをやめる行為は「老いを受け入れる」こと。

いわば哲学や思想の領域です。

いっぽう、グレイヘアを楽しむのはファッションやモードの領域です。

 

この2つを混同しないことが重要です。

自分が望むグレイヘア像がぼんやりしたままだと、チャレンジしても気に入らず、迷走してしまうでしょう。

 

前者は「老けて見られたくない」「老いを認めたくない」といったネガティブな自意識からの脱却行為。

(マインドとしては、カツラで若く見せていた人がカツラをやめるのと同じ)

 

後者は、「あるがまま」を重視する思想ではなく、老いを逆手に取った装いを楽しむ生き方です。

後者の方がセンスよく素敵に見えるのは、単に白髪染めをやめたからではない、ということです。

 

自分がもし白髪染めをやめたらどうなるか、想像してみることがあるのですが、「グレイヘア」で画像検索すると現実が見えてくるので、進む方向としてはウィッグのほうだろうなと思います。

 

管理者プロフィール

Kamiyama
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。

生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。