減食しても全然痩せない50代。
より極端に減食すれば痩せるのですが、女性の場合、骨密度が急激に減る年代にあたります。
なのでカルシウムは特にしっかり摂らなくてはいけません。
また、体脂肪を燃やす筋肉を増やすには、たんぱく質もきちんと摂る必要があります。
で、ダイエット中の栄養補給にいいのが牛乳、豆腐、ヨーグルト!!
なかでもヨーグルトは、ちょっと甘いものがほしいときに最適です。
しかも最近、低カロリー・低GI(低炭水化物)で高プロテインという進化系ヨーグルトが各メーカーから続々登場。
また、栄養を強化した進化系カップ麺も出てきているので、食べ比べた結果をまとめました。
成分比較表をページの最後に掲載しています。
※牛乳・乳飲料は、本記事の作者がガチガチの乳糖不耐症であるため除外しています。あしからず。
ただいま体脂肪率低下中
体組成計をポチって食生活を改善し始めたところ、体脂肪率がものすご〜く少しずつ下がってきています。
食事を抜くことはしていません。
このまま食事を抜かずに体脂肪率30%を切ることができたら凄いですね・・・。
ここから本題です。↓
★ヨーグルト
選ぶならこれ!
ダントツの栄養効率!!!
ホワイトピーチ
どっしり重たいヨーグルトの下に白桃のソースがたっぷり。
脂質0・低炭水化物で、たんぱく質・カルシウムはしっかり。
なおかつ、ビタミンB6(たんぱく質の分解を助ける、女性ホルモンのバランスを整える)、ビタミンD(カルシウムの吸収を促進)も強化されています。
今のところヨーグルト部門ではダントツの栄養効率といえそう。
ただし、普通のヨーグルトの”とろりなめらか”な食感からは、かけ離れています。
水切りした木綿豆腐くらいのどっしり感です。
進化系の中では食べやすい
プロテイン11.0g
ザバスと同様、脂質0・低炭水化物で、たんぱく質・カルシウムはしっかり。
ショ糖0なので、カロリーがザバスより低くなっています。
口あたりはなめらかですが、やや重め。
ちょっと流動食っぽいかなあ(個人の感想です)。
///////甘くない進化系ヨーグルトについて//////
甘いものが苦手な人、糖の摂取を減らしたい人には、甘くないヨーグルトが選択肢に入るとは思います。
が、それなら豆腐でもいいのです。
[豆腐1/2丁の含有量]
・たんぱく質:約8〜10.5g
・カルシウム:112.5〜139.5mg
※絹より木綿のほうが栄養価が高いです。
違いとしては、ヨーグルトは動物性食品で、乳酸菌が含まれている。
豆腐は植物性食品で、大豆イソフラボンが含まれている。
です。あとはお好みで。
レモン好きにおすすめ!
レモン&レモンピール
ザバス・ホワイトピーチと同じくどっしり系。
脂質0で、たんぱく質・カルシウムがしっかり摂れます。
ソースは上のほうにうっすらかかっている程度ですが、しっかりした甘さがあります。
レモンとレモンピールの風味が自分の好みに合っていて食べやすかったです。
がっつり食べたいならこれ!
ざく盛り10種フルーツ
「大腸まで届くビフィズス菌BB536が入ったフルーツヨーグルト。
10種類のフルーツが一度に摂れて、食べごたえ満足な200g容量でありながらわずか98kcal。」(公式サイトより)
こちらは高たんぱく質タイプではありません。
甘さがきちんとあって、炭水化物がそれなりに含まれています。
でも脂質0 。この量で98kcalって、かなり嬉しいですよね!
カルシウムとビフィズス菌はしっかり摂れます。
ただ、フルーツがかなり細かく刻んであり、なめらかな食感と相まって病人食っぽいような気も(個人の感想です)。
さらっと飲んで骨活!
カルシウムと鉄分コップ1杯で半日分
これも脂質0。甘さも控えめで、さらっと飲みやすいです。
たんぱく質は強化されていませんが、コップ1杯で半日分のカルシウムが摂れるんです!!
ただ、鉄分は鉄欠乏でない人には不要です(むしろ摂りすぎは良くない)。
意外にも低脂質だった!!
こちらは普通のおやつ系ヨーグルトです。
進化系と比較するために入れました。
「独自の厳しい品質基準をクリアした大粒サイズの果肉のみを限定使用。
みかん、パインアップル、白桃、ぶどうの4種類の果肉を使用し、十分な果肉感が味わえる贅沢なフルーツヨーグルトです。」(公式サイトより)
ヨーグルトとフルーツの割合が5:5くらい(←個人の感想)で、本当に大粒の果肉がゴロゴロ入っていて夏によく食べています。
フルーツの甘さをしっかり感じます。
カロリーはそれなりにありますが、じつは脂質は2.9g/1パック130gと低脂質でした!!
カルシウムもしっかり摂れます。
★豆乳
アミノ酸スコア100!
イソフラボンも摂れる
アミノ酸スコア(アミノ酸のバランス)がとてもよく、良質のたんぱく質が摂れると医師や栄養管理士も推しているのが豆乳(牛乳、豚ロース、卵など、他にもいろいろあります)。
また、豆乳などの大豆製品には大豆イソフラボンが含まれています。
大豆イソフラボンは女性ホルモンの”エストロゲン”と化学構造が似ていることから、体内でも似た働きをすると考えられています。
人体で実験されたことはありませんが、試験管内・動物実験で示されており、「特定保健用食品」の成分として認められています。
★カップ麺
あっさりしているだけに晩ごはんまでもたない
「飲み口がスッキリとした「カップヌードル」のスープと、「カップヌードル」と比べて約8割の麺量が特長です。」(公式サイトより)
「通常のカップヌードルよりたんぱく質が約5g多く、糖質は約半分、食物繊維はレタス6個分。 そしてカロリーは274kcalと、351kalの普通のカップヌードルよりも77 kcal低くなっています。 」(食楽WEBより)
こちらはちょっとたんぱく質を増やし、味と量をちょっとあっさりさせたタイプ。
あっさりしているけれど間違いなくカップヌードルの風味があるので、「カップヌードル食べた!感」を得ることはできます(少なくとも私は)。
ただ、あっさりしているだけに腹持ちしないので、これだけだと晩ごはんまでもたない。
ちょっと中途半端な商品かなあ。
ハイプロテイン謎肉が入っている!!!
「カップヌードル」のおいしさはそのままに、たんぱく質15g&糖質50%オフ (カップヌードル比) ! ハイプロテイン謎肉入りです。」(公式サイトより)
こちらは進化系のカップヌードル。
たんぱく質とカルシウムがしっかり摂れます。
脂質、炭水化物もそこそこ含まれていますが、普通のカップヌードルと比べればカロリーが低め。
上の「あっさりおいしい」より、さらにあっさりしています。
スープの味や香りなど、普通のカップヌードルとはかなり違う印象を受けました。
全体にあっさりしているなか、進化系謎肉だけは塩味も噛みごたえもパンチが効いてます。
カロリーの割には食べた感が薄く、食べる喜びからだいぶ離れてしまったような・・・。
★その他(※いずれも比較用)
痩せそうなイメージだが、ドレッシングの油に注意
7種野菜とベーコンのシーザーラップサラダ
20年以上前にオーストラリアへ行ったとき、現地で"vegetarian food"として売られていたのがラップサンド(トルティーヤの生地で野菜などをくるんだもの)でした。
こちらは大手スーパーなどに流通しているデリシャス・クックの商品。
「7種野菜とベーコン」となっていますが、ベーコンの存在が薄い・・・。
まあその分ダイエットにはよさそうだと思いきや、脂質が思ったよりも多いです!!
ドレッシングがたっぷり使われているせいかも。
鶏のササミや胸肉を使って自分で作ればカロリーは抑えられますね。
スイーツでたんぱく質を摂りたい!
だからプリンもこれから進化してほしい
卵で作るんだから、たんぱく質が摂れるよね?と言い訳しながら買ってしまいがちなのがプリン。
この商品はおもな原材料が液全卵、牛乳、乳等となっていて、けっこうシンプルです。
たんぱく質は普通のヨーグルトと比べれば多いです。
が、このサイズ感で200kcal!!
プ。○○プリンよりは低カロリーですが、一般的にスイーツはやはりダイエット向きでないことを痛感。
ちなみに昔懐かしいプリンという触れ込みですが、「喫茶店”風”」と断り書きがされているように、昭和の手作りプリンとは全然違います。
いかがでしたか?
まずはご自分の食事内容を書き出して、たんぱく質やカルシウムがきちんと摂れているかをチェックしてみてくださいね。
[1日の摂取量の目安]
たんぱく質:50〜60g
カルシウム:650〜700mg
減食中はどうしても栄養不足になってしまいます。
ヨーグルトでたんぱく質とカルシウムが効率よく摂れるのはうれしいですね!
今回の比較商品について、成分を表にまとめたので参考にしてください。
特定の栄養素だけを極端に多く摂ると過剰症を引き起こす場合があります。
たんぱく質の過剰摂取は腎臓に負担がかかります。
各栄養素をバランスよく、適量摂るようにしたいですね。
[本日のサラダ]
きゅうり
鶏ササミ
ねぎ
たたき梅
ごま油・砂糖少し
塩ポン酢
管理者プロフィール
Kamiyama
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。