50代:横から見るとドッカーン! 着てはいけないトップス3種

 

今回は私の悩みである、上半身の厚みについて。

 

「厚みがある」とはどういうことか? 胴体を輪切りにしたイメージを図にしました(上は40代まで、下は現在。色の濃い部分は腕)。

前から見た姿はMサイズ、横から見た姿はLサイズ。

この変化によって、「着てはいけないトップス」をクローゼットから取り除く必要が出てきたのです(涙)。

 

上半身に厚みのある人が着てはいけないトップスとは・・・

 

パターンが危険:Aライン

体型を隠したい気持ちが強いときに選びがちなAライン。

バストにボリュームがある人が着ると、真横から見て実際の2倍くらいの厚み感が出てしまいます。

写真は細身のモデルさんですが、上半身が台形に見えていますよね。ということは・・・答えは明白なのです。

 

首まわりのデザインが危険:首が詰まった衿、ギャザー

□ハイネック

□スタンドカラー

□ギャザー

これは「3大・着てはいけないトップス」として取り除いています。

上半身に厚みがあると、首の開きが狭いトップスは苦しそうな感じになります。

バルーン状に膨らむギャザーは、生地の柔らかさも相まって、豊満な感じになります。そういうイメージを前面に出したい場合は効果大ですが。

 

着方が危険:ジャケット、カーディガン

どちらも、おなかを隠したいからと前を閉めて着ると、バストまわりがボリュームアップしてしまいます。

そこでカーディガンは肩に掛ける、ジャケットは前を開けるという着方にしています。

二度と着ないのは上のイラストのようなダーツやタックが入ったジャケット。横からの姿はもう見苦しいほどです(涙)。

若作り感も出てしまうため、ノーカラー、ノータックの軽いジャケットに買い替えました。

 

無難なのはハリのあるIライン

 

筒状のシャツチュニックなど、ハリのあるIラインのアイテムは安心して着られます。

ただ、50代くらいの人がよくやるコーディネートでもあり、面白みには欠けるかも。

otonastyle

 

けっこう使えそうなのがベルト付きのジレです。

私はシンプルなライトベージュのものを見つけて、セールで購入しました。

上半身に厚みがある場合は、Vネックだとすっきり見えます。

ELLEオンラインショップ

 

着丈の長いものからお尻が隠れるていどのものまで、いろいろあるので、自分に合うものを探してみてくださいね。

 

Iラインのトップスを上半身に厚みのある人が着ると、横から見て箱状のロボット的なシルエットになるため、共布ベルトやウエストリボンなどで少しメリハリをつけて着るとスタイルアップ効果が得られますね。

 

うまく選べばすっきり! カシュクール

 

Iラインの変化球として着やすいのがカシュクールです。斜めのラインでウエストまわりを少しだけ絞ってあるものは、上半身の厚みはもちろん、ウエストまわりもうまく隠すことができて重宝します。

BIGI outlet

 

ただ、ひとことでカシュクールといってもデザインによっては着太りするのでご注意を。

 

着丈が短いものや、この写真のようにAラインでウエストマークのものは逆効果なんですよね。上の写真と比べても印象が全く違います。

 

なんだかんだで着やすい裾リブ、裾ゴム

 

ボリューム感を抑えつつ、ウエストまわりもカバーできるのが裾リブ、裾ゴムのトップスです。

着丈が長めのシャツやブラウスをアウトで着てもだらしなく広がらず、着太りしにくいです。

ただ、ゴムの入り方によってはフロントで生地がもたついて、きれいに見えないものもあります。

 

また、リブがしっかりしたものは昭和っぽさが出やすいので、ゆるっとしたリブなど、トレンド感のあるものを見つけられるといいなと思います。

 

自作デビューしました

 

なかなか自分に合うトップスが見つからないので、コロナ自粛を機に自分で作り始めました。

写真は、市販の型紙を自分の身幅に合わせて修正したカシュクールブラウス。

前が大きく開いて見えるのですが、上半身に厚みがある私が着るとそれほど開きません(苦笑)。

ギャザー以外は直線縫いでいけるので、ほぼ初心者でも作れますよ!!

 

 

管理者プロフィール

@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。

生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。