今の50代は、TPOに応じた服選びが常識とされた世代。
なので仕事の場ではブラウスを着ておけばいいと思っていたりします(私自身が少し前までそうでした)。
しかししかし。顔つきとの違和感、トレンドのズレ感。
少しずつでもアップデートしていかないと、とんでもないことに・・・。
マインドがついていかない:上品ブラウス
以前は着るとあちこちで「似合う!!」と言われたANAYIのブラウス(写真は私が持っているものとは異なります)。
サイズ的に危うくなり着なくなっていたのですが、少し減量して久々に着てみたら、サイズは全く問題なし。
だが、髪や顔つきとのバランスがおかしい。
若作り以外の表現が浮かばない。
執着があるので処分はできないのですが、着るのはもう無理。
私自身のマインドももうANAYIじゃないなと悟ったのでした。
(体育部出身ゆえ、もともと違ったんですけどね)
危険度MAX!!:フリルブラウス・ギャザーブラウス
かつては礼服を含むフォーマルなブラウスの定番であり、大人が着ることも多かった。
ですが、現代ではコスプレ衣装のイメージが強く、50代が着ると異様さが漂ってしまいます。
見る人に「いつ、どこで買ったのだろう」「娘の服か?」などとモヤモヤを生じさせる可能性あり。
このようなブラウスのデザインは、厳密にはロマンティック/フェミニン/ゴージャスのように分類され、大胆なフリルのついたゴージャス系ブラウスは、高齢でも着こなせる方がいます。
たとえば演歌の大御所の方や、先日亡くなられたエリザベス女王がお召しになるイメージでしたが、検索すると意外と出てきません。
フリルブラウスは、もはや異世界にカテゴライズされるのかもしれません?
ナラカミーチェが大好きな人がナラカミーチェを着て集まる会があるそうなので、そうした場なら違和感ゼロでしょう。
一世を風靡したPINK HOUSEもまたしかりですね。
じつは私も今年、一目惚れで買ってしまったギャザーブラウスがあります(女子アナに人気のブランドらしい)。
とても細かいギャザーがたくさん入っていて、すべて手縫いで仕上げられているという繊細さに感動して買ってしまったんです。
タグを付けたままクローゼットに掛けてあります・・・。
ブラウスじたいが似合わなくなる
体型が変わってくると、柔らかい素材が全般に似合わなくなります。
さらに私の場合、ブラウスを着たい!と思わなくなりましたね。
ただ、黒に細かいドット柄の生地を使って自分で縫ったものは着回しがよくて着用率が高いです。
柔らかい素材でもシックな色で、なおかつ直線的ですっきりしたデザインなら若作り感は出にくくなります。
トレンド感を出すならハイネック
どうでしょう。
これらと比較しただけでも、フェミニン系のブラウスじたいがトレンドから外れてきていることがわかります。
「首まわりのシワが気になる」という理由で首の詰まったブラウスを着るのなら、こうしたスタンドカラーや、ハイネックに変えてみてはどうかと思います。
私のように上半身の厚みが気になる場合は、ハイネックの上を少し開けて着るか、Vネックを選んだほうがよいだろうと思います。
このように左右の開きがないVネックを選んでいます。
少しだけデザイン性があるうえ、直線的なので着痩せ効果もあり。
デコルテ周りのカバーもできます。
仕事できちんとした服を着る必要がある場合は、使い回しがよいです。
きれいめでまとめるより、天然素材のボトムと合わせるといいですね。
↓おすすめソーイング本(多分50代以上向け)
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。
自分の体型に合う服を知るため、2022年から洋裁の通信講座を受講して型紙作りから学んでいます。