何を着たらいいかわからない50代:原因はたった5つ。すぐできる解決策

 

顔つきや体型の変化。

「何を着たらいいかわからない」という悩みは、40代頃から始まります。

 

私自身、もう何年ものあいだ悩み続けてきました。

2022年に洋裁の通信講座(プロを目指す人向け)を受講し始めたところ、人体のいろいろなことが理解できるようになってきました。

 

顔つきや体型の変化は、生きている限り継続して起こります。

40代から50代のうちに自分なりの解決策を見つけておかないと、永遠に迷走することになります。

いつまでも迷走が止まらない場合は、まず掘り下げてみるといいですよ。

たいていは以下の5つのどれかに当てはまると思います。

 

服選びの迷走が止まらない5つの原因

 

A.着たい服はあるが、顔つきとのバランスが取れなくなった。

 

B.着たい服のサイズが合わなくなった。 

 

C.着たい服はあるが、今のトレンドではない。

 あるいは何十年も前に一世を風靡したブランド。

PINK HOUSE

 

D.自分に似合うものがわからない。服選びに自信がない。

 

E.そもそも服に興味がない。服を選ぶのが面倒でしかない。

 

解決策は、意外とシンプル

 

A →路線は変えず、色や丈を変えてみる。コーディネートを大人っぽくする。

 

B →太ってしまった場合はダイエットする。

  できる限りサイズの合うものを選んで、コーディネートを工夫する。

 

C →売っていないならオーダーメイド、自分で作る。

  昔のブランドでも好きなら気にせず着る(リメイクも検討されたし)。

 

D →鏡だけでは把握できないので自撮りで確かめる。

 

E →プロに選んでもらう。または定番アイテムを決めて制服化する。

 

なお、「自分に似合うものがわからない」場合、Eのようにショップ店員さんやパーソナルショッパーに選んでもらう方法があるのですが、人に選んでもらったものが自分にとってしっくりくるとは限りません。

 

また、店員さんは売ることが第一なので、たとえ似合わなくても「着回しやすいですよ」「一枚あると便利です」といった「似合う」「似合わない」とは違う尺度で推してきたりします。

こちらは服選びに自信がないので、「確かに便利そう」と納得して買うのですが、クローゼットの肥になることが多いです。

 

なので、最終的には自分で選べるようになったほうがいいと思っています。

 

頑張って痩せても、若いときの

バランスのいい体型には戻らない

 

上記Bの「サイズ的に無理」は、痩せでもぽっちゃりでも起こり得るものです。

細いほうが選択肢は広がりますし、何を着てもシュッと見えやすいという利点はあります。

が、よほどボディメイクを頑張らない限り、若い頃のようなハリのある締まった美しい体型にはなりません。

 

全体的に脂肪も筋肉も落ちてしまうようだと、ジャストサイズやネックラインの開きが大きい服では痩せが強調されてしまうなど、やはりサイズやデザインで悩むことになるのです。

 

顔つきも体型も、若い頃と同じであり続けることは不可能。

50代以降は、サイズ選びやコーディネートを工夫し続けるしかないのです。

 

若い頃からファッション好きな50代は

服選びで悩んでいない

 

若い頃からファッションが好きな人は、年を重ねてもおしゃれが上手です。

 

先日、ある仕事で同年代(少し年上)の女性にお会いしました。

国内外で活躍してこられたクリエイターのMさん。

9歳のお子さんがいるそうですが、初対面の印象がとにかくスタイリッシュ!!

肌は色白、髪は明るい茶に染めていて、くせ毛を生かしているふう。

上は少しゆるめのニット、下はスキニージーンズと、体型が出るコーデも問題なく着こなしていらっしゃる。

 

聞けば若い頃からファッションが大好きで、ファッションデザイナーになりたいと思っていた時期もあるそう。

自分で作った服をプレゼンの場で披露したこともあるそうです。

どんなデザインだったのか、聞いてびっくり。

発想があまりにも斬新で、それだけでも只者でないことが拝察されました。

 

より身近な例として、私の母はずっと専業主婦ですが、若い頃は今でいう”読者モデル”をしていたこともあり、昔からおしゃれが好きです。

「自分に似合うのはこれ」という判断が早く、80代を迎えた現在でさえ服選びで悩んでいる姿を見たことがありません。

 

ファッションとは何か?

着飾ることの意味は?

 

さて、ファンション大好き同年代のMさん(上記)が行きつけのセレクトショップへ行った際、若い店員さんから意外な言葉を聞いたそう。

 

「Mさん、服って何なんでしょう?

最近、服って必要なのかなと思い始めちゃって・・・」

 

「えっ、服を選ぶのってワクワクするじゃない!

服ってすごく楽しいものでしょ?」

即答したというMさん。

「服は心を豊かにするもの」と言い切ってもおられ、さすがです・・・。

 

私はというと、店員さんの言葉に激しく共感。

そもそも私は若い頃から流行のファッションに関心がありませんでした。

私にとってファッションとは、おしゃれではなく、アイデンティティを表現するものでした。

たとえばフラワームーブメントの世代の人たちはフォークロア調の服を着ていたし、モッズはモッズコートにベスパ、パンクロッカーはパンクファッションと、それぞれにカウンター・カルチャーを表現していました。

 

そうした海外の若者カルチャーに感化されていた私にとって、ハイ・ファッションや流行は関心の対象外。

当時は筋肉質・痩せ気味だったので、Tシャツと黒のジーンズだけで何の問題もなし。

その結果、服選びのセンスは全く養われず、何をどうコーディネートすればトレンド感が出せるかといったスキルも身につかず、50代を迎えることに。

そして1年ごとに服選びの苦痛が増してきています。

 

服選びで苦しむのはもうやめよう!

ファッションミニマリスト宣言

 

顔つきや体型の変化に合わせて服選びをしたり、コーディネートを考えたりするのが面倒。

ただ苦痛なだけ。

という場合、あれこれ試行錯誤するのをやめたほうが楽です。

 

低限のシンプルな定番アイテムだけを揃えて、小物で変化をつけるという着回し法にしていく。

そうすれば服選びの悩みから解放されて楽になるはずです。

私もそうなりたい!と思われた方は「50代 ミニマリスト 服」で検索すると、いろいろなブロガーさんの記事が出るので見てみてくださいね。

 

どんなアイテムに絞り込むかは、服の好みや体型の変化のしかた、仕事上の規定などによって異なります。

なので、ブロガーさんの記事がそのまま応用できるわけではありません。

そこでヒントになるのが、上に紹介した店員さんとMさんのやりとりです。

 

「自分にとって服とは何か。何を基準に選びたいのか」を掘り下げてみることです。

 

私の場合、若い頃に現代の社会人のような服装をしていたせいで、かなり損をしてきました。

(いまでは信じられないことですが、社会人の服装=スーツまたは制服という時代だったので)

 

フリーランスで仕事をするようになってから服装は自由ですが、損をしたくないので、戦略的にきちんとした服を着るようになりました(そのせいか仕事は順調です)。

「人は見た目が9割」という本がベストセラーになったことがありますが、本当にその通りなのです。

ですが、戦略を優先すると服選びは楽しくありません。

顔つきや体型も次第に変化して、ますます楽しくなくなりました。

 

しかし、服選びについて掘り下げてみたら、「そもそもおしゃれに興味がなかった」ということに気づいたのです。

また、大人になってアイデンティティが確立されたいま、若い頃のように服で自己主張する必要もありません。

となれば、服選びは至極シンプルでよいことになります。

 

いまの私がアイテムを絞り込む基準は、すっきりしたラインのもの。

 

これは体型をすっきり見せたいというだけでなく、すっきりした気分で暮らしたいという気持ちの現れかもしれません。

身幅や丈などはほんの少しの違いでも印象が大きく変わってしまうので、自分に適した身幅や丈かどうかを重視しています。

 

このように、自分なりの基準を見出すことが解決への近道となります。

「いまの自分の気分かどうか」という感覚で決める人もいるようです。

同年代の友人は「自分が好きなものを着ればいい」と言います。

 

ただ、気分や好き嫌いで選ぶ場合、着る人の体型やパーソナルイメージに合わないものを選んで違和感が出てしまう場合があるので、選択眼を磨く必要はあると思います。

(上記の友人はアート好き、元ネイルアーティストでもあるせいか、センスは問題ありません)

 

老舗のネット掲示板、「発言小町」(読売新聞の公式サイト)を見ると、同じような悩みを持つ同年代の人がたくさんいることがわかります。

どのブランドがオススメといったコメントが多いのですが、好みも体型も、また予算も人それぞれ異なるので、自分の基準で選べるようになるのが理想ではないでしょうか。

私はそろそろ離脱の方向に向き始めていますが、定番アイテムについては自分の体型に合うものを地道に模索し続けようと思います。

 

管理者プロフィール

 

Kamiyama

ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。