今回は、顔の印象を左右する眉と頬のメイクについてまとめました。
スカル図の連発で怖くなっていますが、メイクは骨格を理解することがとても大事なのでご了承ください。
老けて見える眉:下がり眉
年齢とともに眉尻が下がってくるので、もともと生えている眉をなぞるように描くと下がり眉になります。
これが現実ではあるのですが、下がり眉は顔のたるみを強調するので、さらに老けて見えます。
私の母も60代の頃、このような眉を描いていたので、とても老けて見えていました。
携帯で下がり眉の写真を撮ってから、私が描き直して比較写真を見せてあげたところ、あまりの違いに絶句して、何度もビフォー・アフターの写真を見比べていました。そのくらい眉だけで見た目年齢が違ってしまうんです!!
若々しく見える眉:ラインを調えた眉
上と比べると違いは歴然!!ですよね。
描き方は下の図を参考にしてください。眉のラインを眉カミソリで少しだけ整え、眉山の位置を決めてから描きます。
よくわからない場合は、眉の下の骨(眼窩)に触ってみてください。骨のラインをなぞるような気持ちで描くと、自然なカーブを描くことができますよ。
眉尻は、眉頭より下にいかないよう意識します。
ちなみに、アイブロウは平芯がおすすめです。自眉が薄くなってくる年代なので、自然に見えるように書き足すのに便利。
丸芯のアイブロウで漢字の一を書くように描いてしまうと、とても不自然になるのでご注意を!!
違和感を与える眉:あるはずのない場所にある眉
本来の眉よりも上すぎるなど、「そもそもそんなところに眉毛は生えない」という位置に眉があると、見る人に違和感を与えてしまいます。骨格を無視して描くと、こうなりがち。
ここまでいかなくても、もともと生えている眉のラインから外れすぎると違和感が出ます。
老けて見えるチーク:頬骨の下
頬骨の下のくぼみにチークを入れると、色によっては頬がこけて不健康に見えてしまいます。明るすぎる色の場合は、頬の下が膨らんで下ぶくれに見えることも。
若々しく見えるチーク:頬骨の位置
笑うと頬骨が出る部分にうっすら色づく程度に入れます。濃すぎると舞台メイクのようになり、違和感が出るので注意。
ブラシにパウダーをつけたら、柄を軽く叩くなどして余分なパウダーを落としてから使います。頬骨の三角形のゾーンを意識すると、立体感が出やすいです。
違和感を与えるチーク:目の真下
人の顔は立体なので、目の真下にチークを入れると平面化して不自然になります。また、正面にしかチークが入らないので、横顔にはチークの効果が出ません。
自分の頬骨を触って骨格を意識すると、チークを入れる位置で迷うことがなくなると思います。
チークの色選びに困ったら
50代以降は、血色がよく見える色ならなんでもいいようです。↓
迷ってしまうようなら、信頼できるプロにお願いしてパーソナルカラー診断を受けるのも1つの方法です。
資生堂プリオールのサイトでは、自分の顔写真に色をのせてみることができます!!
※チークを入れない状態の顔写真を撮っておく必要あり。
実際に自分の顔写真にチーク(レッド)をのせてみたもの。
実際の肌にのせてみるのと違ってかなりアバウトですが、2色のうちのどちらがより自分に合いそうか、イメージを掴むくらいはできると思います。
経験上、パールの入ったパウダーにほうれい線を消す効果があるかは疑問。
私の知り合いで、額やこめかみなど、凸部分にパールを入れることで上手に立体感を出している方がいます。
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。
30代半ばの頃、たまたま女性誌の仕事で”若返りメイク”の取材をする機会があり、目からウロコの体験をしました。すぐに自費で若返りメイクのレッスンを受け、おかげで50代になった今もメイクで悩むことはありません。