「首のシワ」で検索すると、原因と予防法について書かれたものがほとんど。
50代以降は、できたシワをどうカバーするかを知りたいですよね。そこで本日は具体例を調査してまとめました。
(1)隠し方テクニック
□襟の開きを調整する
首やデコルテのシワが気になり始める年代には、襟の開きが大きい服は向きません。が、着られなくなるわけではなく、少しテクニックが必要になってくるんですね。
賀来千香子さんの画像を検索すると、若い頃は首まわりが大胆に開いたトップスを着たものがとても多く見られますが、50代になってからはそうでもないようです。
襟元が狭いトップスは、腕のほうで肌の露出を増やすと、スッキリとバランスよく見せることができますね。二の腕に自信がある方におすすめ。
襟の開きが大きなトップスは、ジャケットやストールなどを重ねればデコルテが隠れるうえ、Vラインが作れるのでスッキリ見えます。
明治R-1のCMより、薬師丸ひろ子さん
□スカーフやストールを掛ける
シワを隠すと同時に、VラインやIラインですっきり見せるテクニックです。
・色、柄、素材のボリュームが控えめなもの(イメージ的にも物理的にも膨張しないもの)を選ぶ。
・結ばずに首や肩に掛けてIラインを作る。
注意!
50代以降は首のまわりにラウンド型を作ると首が短く見えたり、上半身のボリュームが増して見えやすいです。
頭が小さく、すらっと背の高いモデル体型の方ならいくつになっても素敵だと思いますが。
□髪を短くしすぎない
ベリーショートやショートでネックラインが丸出しになると、当然ながら首のシワがどーんと全面に出てしまいます。髪質が許す範囲で、せめて肩のラインか少し上くらいの長さを残しておいたほうが目立ちにくいですね。
YOUさんのようにアーティスティックなイメージの方は、若い頃のままの髪型でもファッションとして自然に感じられるので、うらやましいです。
(2)目線を反らすテクニック
□ネックレスやブローチをつける
首まわりに何かしらの装飾物をつけることで、シワに注目されにくくするという基本テクニック。
首すじが痩せてくると、若いときのようなシンプルなネックレスは貧相に見えてしまうことがあるので、色味のあるものや、やや存在感のあるデザインのものがよくなってくるようです。長さのあるものを二連にしたり、2本を重ねづけするという手も。
ブローチですが、最近はデザインが多様化して、ふだん使いで楽しまれるようになってきました。安っぽくないものを見つけて楽しみたいですね。
胸より上(首や肩に寄った位置)につけると、トレンド感が出るらしいです。
最後に、以下はより年齢を重ねたときの対策です。
□ハイネック、クルーネックなど、襟の詰まった服を着る
最も簡単と思われがちですが、人を選ぶテクニックです。前から見ても横から見ても痩せている方におすすめ。
浅丘ルリ子さんは、いくつになった頃からか、常に襟の詰まった服を着ておられるようです。きちんと感のあるファッションがお似合いで、キリッとした印象を与えていますね。
昔のルリ子さん
近年
上半身に厚みがある私の場合、襟の詰まった服を着ると、ものすごいボリューム感になってしまいます。
□大ぶりのネックレスで目線を反らす
大ぶりのジュエリーに負けないゴージャスさをお持ちの方に有効な手。
岸恵子さんの画像を検索すると、必ずといっていいほど首元にゴージャスな飾りをつけていらっしゃるようです。そのデザイン、バリエーションがすごい!!ので、本当に好きで身につけておられるのでしょうね。実際のパーソナリティにも合っておられて違和感がないところがまたすごい。ザ・女優という感じ。
ハルメク 岸惠子さん「人生のラストシーンを自分らしく生きる」
寝ながらスマホを使うときなど、意外と首や肩のへんなところにシワが寄っている気がするので、今からできる予防を心がけたいですね!!
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。医療・健康分野を中心に取材活動、コピーライティングを続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。また、さまざまな実用書のディレクションにも携わっています。
生まれつき強いクセ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。