いくらファッションやヘアメイクに気を使っても、他の原因で実年齢より老けて見えてしまうことがありますね!
今回は、老け見えチェックリストをまとめてみました。
実際にやってみた結果も紹介しています。
まずは下のサイトへ。
SUNTORY
敏捷性/バランス感覚/柔軟性の3つを簡単にチェックできます。
トータルで所要10分程度。
動きが鈍いと、老けて見える!
◉敏捷性
私の結果:40〜50代(;´∀`)
半分にちぎったティッシュを頭上から落として、じゃんけんのチョキの指(人差し指と中指)でキャッチするというもの。
1回目はみごとに失敗。笑
2回目は床につく寸前でキャッチ。
真顔でテッシュを追う様を他人が見たらマンガみたいだろうと1人で笑いました。
利き手であっても、チョキの指でキャッチするのは意外と難しいです。
よろけやすいと、老けて見える!
◉バランス感覚
片脚で立ち、もう片方の脚を両手で支えた状態をキープするもの。
私の結果:余裕の20代(両脚とも1分以上。どこまでいくかは確かめていません)。
これは体幹トレーニングやランニングなど、日頃の努力の賜物だと思います。
関節が硬いと、老けて見える!
関節が硬くなると、体が縮こまったようになってきて、老け見えの原因に。
◉柔軟性
私の結果:左右とも20代
という結果でしたが、より本格的な柔軟性テストを試してみました。
「背中手つなぎ」を試したところ、左腕が上の場合:5、逆の場合:4。
腕の柔軟性はやはり高めでした。
デスクワークの肩こりを改善するために、よく腕や肩のストレッチをしているせいかもしれません。
ですが、下半身はやはり硬いです。
「長座位体前屈」(両脚を前にまっすぐ伸ばして行う前屈)は子どもの頃からずっとマイナスcmであり、現在も変わっていません。
股関節が固まるのを防いで
しなやかに動ける体に!
ヨガの代表的なポーズである開脚前屈。
股関節が固まるのを防ぐためにも、トレーニングをしたほうがよさそうです。
ヨガジャーナル
【3か所揺らすだけ!】みるみる股関節が柔らかくなって開脚前屈が楽になるコツ
私は急に無理して前屈しようとすると腹筋がつってしまいます。
原因はやはり下半身が硬いことによるようです。
テトリスを昔と同じように
クリアできる50代はいるのか?
反射神経とは一般的に、脳から筋肉に信号が伝わるまでにかかる時間を指す言葉です。
いま50代の方なら一度はやったことがあるであろうテトリス(1984年にソビエト連邦の科学者が開発したゲーム。上から落ちてくるブロックを組み合わせて消していくもの)。
これで反射神経のレベルを自覚することができます。
やったことがない方は、下記サイトですぐにプレイできますよ(パソコン用)。
私は30代くらいまではどんな落ちゲーもオールクリアできました(本家テトリスの場合、オールクリアで花火が上がります)。
が、以降は繰り返し頑張っても二度とオールクリアできず。
こうした経験上、「加齢による反射神経の低下は回復できない」と考えています(あくまで自己比)。
反射神経が極端に鈍ると、外科的なトラブルを抱えやすくなります。
たとえば
転んだとき、とっさに防御の姿勢がとれず大ケガ
人や車がぶつかってきそうになったとき、うまくよけられない など。
神経の機能は回復できないとしても、体でリズムを刻むトレーニングはタイミングのズレを修正するうえでは有効かもしれませんね。
ミュージックガレージ
誰でもすぐにリズム感が良くなる練習法!リズム音痴を鍛えるトレーニングを紹介
プロボクサーなどがやるような動体視力のトレーニングもいいようです。
(走る電車の窓から外を見て、看板の文字を読み取るなど)
視力が悪いと、老けて見える!
50代以降は老眼で、ものがくっきり見えにくくなります。
視界がぼやけていると、脳に信号が伝わるのに時間がかかり、受け答えや体の動きなどの反応が鈍くなります。
レーシック手術を受けるには遅い年代でもあるので、メガネやコンタクトレンズで対処するしかありません。
逆を言えば、視力を補うだけで反応が早くなるともいえます(少なくとも私はそうです)。
それよりも注意したいのが視野が欠ける症状です。
下記サイトは、視野が欠けていないかをとても簡単にチェックできますよ!
(所要時間3分ていど。パソコン用のもので、スマホには対応していません)
参天製薬
ですが、眼科を定期的に受診するのが理想です。
視力検査のほか、ドライアイ、眼圧上昇や視野が欠けていないかなどの検査を一度に受けられます。特に痛みなどはありません。
ちなみに私の場合、化粧品などの容器に書かれた字が小さすぎて読めません。
あまりにも小さい字であるのは確かなのですが、若い頃は難儀することなく読めていたのです。
特に困るのがスプレーです(ヘアスプレー、防水スプレーなど)。
よく振って使うものと、振らずに使うものがあり、そこが読めない(どこに書いてあるか見つけられない)。
振る/振らないをアイコン表示してくれたらいいのにと思います。
老け見えに直結する脳の老化。
”感情年齢”に注目!
話題の書籍に関するサイトを見てみました。
『「脳が老化」する前に知っておきたいこと』(青春出版社)
著者である老年精神科医の和田秀樹氏による診断テストがサイトに出ています。
これは信頼度が高そう。
項目がやや多く、少し時間がかかります。
私の結果は23歳で、実年齢の半分以下でした(”YES”が14点、”どちらともいえない”が9点)。
新しいことにチャレンジするのが好きなので、感性の面ではあまり老け込んでいないと自負していますが、それでもコロナ自粛中はどんよりしていたように思います。
こころの老化を遅らせるために。
日々のドラマに、もう一度参加しよう!
本業の合間、月に数回、歌舞伎など伝統芸能の公演会場で案内係をしています。
10代、20代のスタッフも多く、彼女たちの会話を聞いていて、50代の自分との違いを痛感しました。
若い人たちには毎日が珍しい経験ばかりらしく、ちょっと困るお客様のエピソードや自分の失敗談などを、まるでマンガやドラマの1シーンを体験したかのように話しているのです。
対して私は、多くが過去に経験してきていることだったり、友人知人の死などとても大きな経験をしているために、ちょっとした出来事をスルーしやすくなっている。
総じて感情が鈍化しているように思われました。
長く生きていたら、当然といえば当然のことです。
そこでちょっと変えてみたのは、小さなエピソードを覚えておいて、若い子のように言語化してみるということ。
たとえば彼女たちと同じように、「今日はこんな失敗をやらかした!」など、小さなエピソードを面白く話してみたりするのです。
すると聞いた人たちも笑ってくれるので、自分も楽しくなることに気づきました。
小さなことを、敢えて大きく捉えてみる。
こんなことも若々しさにつながるのかもしれませんね。
親の老化に早く気づくためのチェックリスト
最後に、親の老化度を把握するためのチェックリストもご紹介。
厚生労働省が作成したものです。
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。近年は20〜30代のクリエイター取材にも取り組んでいます。
2022年6月から副業で伝統芸能の公演お手伝いを少しだけ(月に数回)しています。