「ポン、ポン、ポンで若返る」
たった1つのファンデを塗り重ねるだけで、シミもくすみも消えちゃう!というクッションファンデが登場し、類似商品も次々に出てきました。
が、経験上、赤みもくすみも濃いシミも、まとめて隠そうとすると、のっぺりした厚塗りにならざるを得ません。
面倒くさいと思っても、色やテクスチャーの異なるものを部位別に使うほうが薄塗りでナチュラルに仕上がり、結局は若々しく見えるんです。本当に。
で、今回はのっぺり顔をシュッとさせるシェイディングについてです。
あ、あ、あごと首の境い目がない・・・!?
鏡や自分の写真を見て、目を疑った経験はありませんか?
原因は加齢とは限らず、生まれつき下顎が小さい骨格の方は、首にできる影がくっきり出にくいため、あごと首の境い目がそれほどはっきりしないようです。
この絵のように影がくっきり出ていると、あごがシュッと尖って見えますよね。
しかし、40代、50代になって初めて「境い目がない!?」と衝撃を受ける場合は、残念ながらたるみが原因と思われます。
たとえばマイナンバーカードを作るために証明写真を撮って愕然とする(私)。
若い頃から証明写真を撮る機会は何度もあった。
が、今までとは明らかに違う。
顔から首がつながっている・・・orz
真横からのアングルで自撮りをすると、もっとはっきりと自覚できますよ(ダメ押し)。
こうだったはずが・・・
こうなっている
フェイスラインが気になり出したら、カバー法は2つあります
(1)フェイスラインが出ない髪型にする(カモフラージュ)
(2)メイクでコントラストをつける(シェーディング)
方法がわからない方は、「シェーディング」で検索してみてください。
いろいろなテクニックが紹介されています。
色やトーンの異なるファンデーションを何種類か揃えておくと、微調整がしやすい。
色の境い目も出にくいので手軽です。
私は通常のファンデーションにワントーン暗いファンデーションを少しだけ混ぜて、頬骨からあごにかけて影になる場所に使っています。
シェードを入れる場所=骨格が凹んでいる場所です(絵を参照)。
※”顔が平たい族”の場合、骨格的に眉の下や鼻の脇には影が出にくいです。
なので、そちらにもシェードを入れる場合はものすごくうっすらでないと違和感が出やすいです。濃いと舞台メイクのようになります。
シェーディング効果を同じアングル、同じ光で撮影して比較
(加工はいっさい加えていません)
シェードなし
シェードあり
シェードを入れると、フェイスラインがのっぺりしにくくなります。
顔トレ(顔の筋トレ)でフェイスラインが若返るって本当?
たるんできた皮膚を若い頃のように戻すには外科的な方法しかありません。
美容整形。あるいは、まとめ髪にするなどして生え際の髪を引っ張ることで一時的に顔まわりの皮膚を引き上げる方法です。
※後者は抜け毛や薄毛の一因になるため、避けたほうがよい。
皮膚がたるむのは当たり前のことで、しかたありません。
が、ここで朗報。
筋トレでフェイスラインを変えることは可能のようです!!
杉田美和さんという方が、ブログでBefore→Afterの写真を公開されているのでご覧ください。
これまたすごい説得力じゃないですか!?
杉田美和さんのブログ↓
↓コアフェイストレーニングを考案したのは間々田佳子(ままだよしこ)さんという方。
トレーニング本も複数出版されているようなので、私も来年トライしてみようと思っています。
やりすぎは失敗のもと
どんな美容法・健康法も、やりすぎには注意したいものです。
メイクを頑張りすぎて厚化粧になると、逆に老け見えしてしまいます。
顔の筋トレをやりすぎると、目のまわりなどにシワができやすくなるといわれています。
何度も口を大きく開けると、顎関節症になる場合もあります。
フェイスラインは変えることができる!
が、やりすぎには注意。です。
管理者プロフィール
@over50_wig
ライター/エディター
編集プロダクション勤務を経てフリーライターとして独立。大手新聞社の月刊誌などで医療・健康分野を中心に取材活動を続けた後、現在は文化系法人専属の編集者。近年は20〜30代のクリエイター取材にも取り組んでいます。
生まれつき強いくせ毛。年齢とともに髪が細く広がるようになり、雨と風の日はファッションウィッグを使用。介護施設で美容ボランティア(洗髪後のドライヤー係)、ウィッグサロンで販売と相談業務の経験あり。