急に大量に脱毛するようになった→栄養不足、皮膚疾患、ストレス等

髪には寿命があり、毎日50〜100本は自然に抜けるということですが、それを上回る脱毛が起きることがあります。

たとえば髪を洗った後、タオルで拭くとバラバラと大量に床に落ちる。

仕事先では、気がつくと自分の席のまわりだけ大量に髪が落ちていて人からも指摘される・・・

私自身も数年に1回はこのような大量脱毛が起きてドキッとします。

しばらくすると自然と治まって新しい髪が少しずつ復活するので、あまり気にしないようにしていますが。

こうした大量脱毛の原因は、いくつか考えられるようです。

 

(1)女性ホルモンの急激な減少

出産後や更年期に起こりやすい脱毛です。

 

(2)加齢

加齢による脱毛は、特に60代以降の方から聞くことが多いお悩みですが、個人差があり、40代、50代でも深刻に悩んでおられる方もいます。

人の視線が気になって外出が憂鬱になるようでしたら、ウィッグを試してみるのも1つの手かと思います。

 

(1)(2)についての詳細は下記↓

女性の薄毛・抜け毛(花王 公式サイト)

 

(3)栄養の偏り

 

・亜鉛や鉄分の不足

 →亜鉛不足は、加工食品やアルコールの食べ過ぎ・飲み過ぎで起こりやすい。

 →鉄分不足は、赤身の肉・赤身の魚やレバーなどを食べる機会が少ないと起こりやすい。

 

・ビタミンAの過剰摂取

 →通常の食生活では起きにくい。サプリメントを常用している場合は注意。

 

(4)ストレスや病気によって起こるもの

詳細は下記(円形脱毛症もこちらに記載があります)↓

MSDマニュアル家庭版(医療サイト)

 

(5)薬の副作用

もし、何らかの薬を処方されて飲んでいる場合、薬の副作用である可能性が考えられるようです。

東京医科大学 脱毛症外来のページに、次のように明記されています。

 

薬剤性脱毛症:

抗がん薬だけでなく一般的な内服薬でも生じることがある

 

脱毛の副作用が報告されている薬剤には抗がん剤のほか、たとえば次のようなものがあります。

・高脂血症治療薬

・抗血栓剤

・抗うつ薬

・ビタミンA など

 

私が聞いた話では、「血流を良くするための薬を飲み始めたら大量に脱毛し、爪も剥がれてきた」というものがありました。

かかりつけを含むいくつかの病院で相談したところ、その薬は必ずしも飲まなくてよいものだと言われたそうで、「服薬をやめたら髪が生えてきて、爪も元に戻った」とのことです。

ただし自己判断で服薬をやめることは避けて、必ず医師に相談してください。

 

高齢の方では何種類もの薬を飲んでいることが多く、果たして薬が原因か、副作用だとしてどの薬が原因かなど、判断がつきにくいのが実際のところです。

薬剤性脱毛症は、上記以外にもいろいろな薬剤で報告されています。

日常的に何かお薬を飲んでいる場合は、いきなり皮膚科へ行くのではなく、まずはかかりつけ医に相談してください。