髪がまとまらない原因の1つはくせ(大きなうねり)。
そしてもう1つは細かいチリチリですよね。
ほとんど知られていないと思うのですが、くせ毛さんはカーラーを巻くだけで、この2つが解消できてしまいます。
※湿度が60%を切る秋冬・晴れた日に限る。
使うもの
マジックカーラー(髪の長さに応じて中・大)
巻き方
小分けに束ねて、毛先から根元へ向かって立ち上げていくように、まっすぐに巻いていく。
カールをつけるために巻くわけではありません。
あちこちに向いてしまっている髪の流れを一方向に揃えるために、カーラーを使います。
※強く引っ張ると脱毛しやすくなるので注意!
1回でチリチリがとれない場合は、さらに1〜2回繰り返して巻く。
たったこれだけできれいにまとまります。
パサつきが気になる場合は少量のヘアオイルで整えてください。
実際に、カーラーだけでここまで変わるという証拠をお見せします。
洗髪後、ドライヤーで乾かした状態。
これはひどい!号泣 ヘアアイロンを使うしかない!!
ということで、今までは毎日アイロンを使っていました。
上の状態から、カーラーで2〜3回巻く。
するとこうなります。
信じられないかもしれませんが、スタイリング剤、ヘアオイル、ヘアアイロン不使用。
演出いっさいなしです。
チリチリ髪は老化や髪のダメージが原因だと書かれているサイトがほとんどですよね。あれは商品を売るための洗脳だったのかも・・・???
キューティクルの向きを揃えれば髪にツヤが出る
↑これは大手化粧品メーカーで髪のスタイリング指導をしていた美容師さんから教わったことです。
そのためには少しずつ髪の束を取り、根元から毛先に向く角度でドライヤーの熱を当てていくこと。
これ、プロの美容師さんはできるのですが、自分で自分のくせ毛を乾かすとなると、利き手と逆の側はうまくいかないし、真後ろは手が届きにくいしで、素人はどんなに頑張っても無理・・・というのが私の結論でした。
ではなぜチリチリ髪がカーラーだけでまとまるのか?
自分なりに考えてみました。
□くせがつきやすい髪質なので、カーラーで別のくせをつけてあげると、それが持続する(形状記憶?)。
□そもそも、くせが出にくいカットスタイル(ボブ)にしている。
チリチリ髪を鏡で見るたびに「老化」「ダメージ」と思い込んで、どよ〜んとなっている方は一度お試しください。
アイロンの熱でダメージが加わる心配はないし、巻いているあいだにメイクをしたり、外出準備をしたりできるので、意外と楽ですよ。
※髪の長さがバラバラなカットスタイルは、くせが全開になってスタイリングじたいが難しいです。美容師さんに相談を。
※本当に髪のダメージが進んでしまっている場合は、カーラーで巻いたり、アイロンで伸ばしたりしてもきれいにならないことがあります。